寒くなると恋しくなるアツアツの鍋料理ですが、食材の値上がりが相次いでいます。そんななか、「ちゃんこ鍋」が今やぜいたく品に。一体、何が起きているのでしょうか。
■「ちゃんこ鍋」ぜいたく品に?
東京・銀座にある「ちゃんこ鍋専門店」。
親子
「具だくさんで最高」
自慢は16種類の具材。ところが…。
ちゃんこ玉海力 河邉佑太郎取締役
「これが使っているハクサイ。この一玉だけでも300円、400円ぐらいは上がってますね」
鶏肉も去年より1キロで500円近く値上がり。さらに…。
ちゃんこ玉海力 河邉佑太郎取締役
「北海道産の日高昆布を使っている。だし類が全体的にかなり値段が上がっている。1キロ500から600円は(上がった)」
野菜も肉もだしも値上がり。店を悩ませる三重苦です。
客(40代)
「高級料理になってるよね」
客(50代)
「店も大変なんだなと。値段上がらないでほしい」
値上げの予定を聞くと…。
ちゃんこ玉海力 河邉佑太郎取締役
「材料費以外の部分、人件費・光熱費などを工面して何とか(値段を)上げずにやろうと」
■物価高を乗り切る工夫が
値上げの波は、こんな場所にも…。
千葉県柏市にある相撲少年団。食べ盛りの中学生6人が寮生活を送っています。
相撲少年団員
「塩ちゃんこが好き。塩気でご飯が進むので」
「自分はしょうゆちゃんこ。(ごはん)4、5杯はいける」
ところが…。
柏相撲少年団 永井明慶監督
「ちゃんこ番、誰だっけ」
食事当番が用意するのはジャガイモにハムと野菜のサラダ。夕食にちゃんこ鍋はありません。
柏相撲少年団 永井明慶監督
「前は週1、週2は当たり前に出していたけど、もう出せない。ぜいたく品」
食費や光熱費の高騰で生活費は月に約5万円増加。ちゃんこ鍋も今では月に1度ほどに。
それでも節約と栄養を両立させるため、工夫が欠かせません。
差し入れのジャガイモに手頃なサバ缶を合わせて節約。さらに…。
柏相撲少年団 永井明慶監督
「安くなっているタマネギと鶏肉をあえてかさ増しをした」
平年より安いタマネギを多めに入れ、野菜もたっぷり取れるおかずに。そして、高い肉の代わりに頼りになるのが…。
柏相撲少年団 永井明慶監督
「練り物ですね。スープに入れておでんも膨張してくれる。練り物の中に野菜天とかは野菜も入っているから、バランスよく使える一つの食材だと思います」
工夫を重ねた食事で物価高を乗り切っていました。
食材高騰「ちゃんこ鍋」は今やぜいたく品?食べ盛り“相撲少年”工夫で乗り切れ
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