「夏の家電トラブル」。梅雨時や夏本番に気を付けたいポイントを専門家に聞きました。
■夏に注意すべき“家電トラブル”は?
住宅街を覆う黒い煙。長崎市で17日、木造2階建ての住宅が全焼。
「妻と夫が出てきて『布団の乾燥機から煙が出た。火も出ていた』と言われた」
「布団の乾燥機から火が出ていた」と夫婦は話していたといいます。消防によりますと、1階のコンセント近くの燃え方がひどいことから、電気系統のトラブルの可能性があるとして出火原因を調べています。
家電製品から出火する様子を捉えた実験映像です。製品事故の原因などを研究するNITE(製品評価技術基盤機構)は、この時期、特に家電トラブルについて警鐘を鳴らしています。
宮川七重さん
「梅雨場だとジメジメと水分に気を付けてほしい。夏場は熱。猛暑で暑い。直射日光もカンカン照り」
まずは、ジメジメの梅雨に注意すべき家電トラブル。1つ目は「乾燥機」です。
乾燥機を使い、衣類を乾燥する実験映像。乾燥した後、衣類から煙が上がり、しばらくすると発火。激しく燃え上がります。一体、何が?
化粧品として使われるアロマオイルなどが衣服に付いていた場合に危険が。
梅雨に注意すべき家電、2つ目は「洗濯機」です。
脱水をかけていると、突然…。
実際に、壁にぶつかり洗濯機が壊れる、または壁を打ち抜く被害が出ているといいます。
梅雨に注意すべき家電。3つ目は「エアコン」です。
エアコンから黒煙が上がり、火柱が。あっという間に炎上。命を脅かす住宅火災につながる恐れが。原因は、本格的な夏を前に行われる「エアコンの洗浄」。
洗浄液が内部にある電気部品に付着して発火した事故です。
NITEの調査では、2023年度までの5年間で発生したエアコンの事故のうち、9割以上が火災でした。
「最近、延長コードにプラグを差し込んだ時に、パチッと火花が出て怖いと思った」
「安いドライヤーのコードがおかしくなって、そこから火が一瞬出たのですぐに捨てた」
次のページは
■家電トラブル 猛暑編■家電トラブル 猛暑編
続いては、ギラギラと太陽が照り付ける猛暑に、注意すべき家電トラブル。1つ目は「扇風機」です。使用中に炎上する恐れも。
古い扇風機は長期間使用することで劣化が進み、最悪の場合、不具合で火事になることがあるといいます。
いまや多くの人が使う「ハンディファン」にも落とし穴が。
充電中に突然、爆発・炎上。発火の原因は、私たちの生活に欠かせないものでした。
水野巧さん
「ハンディファンにはリチウムイオン電池が内蔵。異常があった場合に、そのまま充電・使用すると発火する。充電にあたり、安全装置が働かず過充電の状態になり出火する恐れも。なるべく充電中は、その場から離れないでほしい」
スマートフォンなどの充電に欠かせない、モバイルバッテリーにもリチウムイオン電池が使われています。
佐藤幸栄さん
「リチウムイオン電池はエネルギーが非常に高い。充電と電圧の均衡が崩れると多くのエネルギーが放出され、火災になる事例が多い。季節的に車内などはものすごく高温になる。車内でモバイルバッテリー等が発火して火災になった場合、まずはその場から離れて、速やかな119番通報を」











