ひっきりなしにお客さんが訪れるローカルグルメ。千葉県民が愛してやまない一日に1000個売れるという弁当があります。
人気!千葉ローカルグルメ
豚ロース肉にたっぷりのタレ。ここは千葉県木更津市のお弁当店。地元住民に愛され続ける弁当があります。
まず人気のメニュー名を客に聞いてみると、出てきた弁当名は「バー弁」。多い日で1000個。客のほとんどが頼むという人気の弁当は。
「昔からあるソウルフード。どこに出しても間違いない味」
70代
「(Q.あなたにとってバー弁とは?)友達」
調理している豚ロース肉は甘じょっぱい味が想像されますが…。ここで突然ですが問題です。通称、バー弁の本来の名前は?
1.地元具材がたっぷり豊富!「バラエティー弁当」
2.味が決め手!「バーベキュー弁当」
3.毎日安い!「バーゲン弁当」
この3つの名前の中に答えがありますが、一体どのお弁当だと思います?
「ここが一番」人気パン
千葉で愛されるローカルグルメ。人気店が目白押しです。
「昔からあるから。40年以上やっている」
こちらは千葉県船橋市。創業51年、老舗のパン屋「マロンド」。レーズンパンやメロンパンなど、焼きたてのパンが並ぶ地元の人が愛してやまないパン屋さんです。
なぜリピートするのか、聞いてみると…。
「安心感。結局オーソドックスなものに手が行く。もう他では全然買わない」
客からの絶対的な信頼を得る人気のパンというのが、商品名に店名がつくパン「ふんわりマロンドあんぱん」。
「やっぱり飽きがこない、味にね」
80代
「焼きたては特においしい。あったかい、あったかい。食べすぎちゃう」
常連客の手が伸びます。
「他のいろんなパン屋さんも食べるけど、やっぱりここが一番。買いやすいし好き」
「千葉を愛するということで、千葉県産の卵や牛乳を使用したパンを作っています」
新鮮!地魚すし3種盛り
続いての千葉県のローカルグルメは、おすし。千葉県君津市の回転すし店「丸藤」です。地魚がおいしいわけですが、客が食べていたのが…。
「3種類どれもおいしかったです」
鴨川産の「わらさ」。木更津産の「こち」。さらに3種盛の中でも人気だったのが「アジ」です。鮮度が高い状態で出せるのは、海に囲まれた千葉県ならでは。
「プリプリでおいしい」
40代
「地のものなので東京で味わえない。新鮮でよかった」
千葉県内でとれたての地魚が味わえる、鮮魚が自慢のすし店です。
「やっぱり地のものを使って、注文されてすぐだせるように、なるべく早く握って新鮮なものを届けている」
タレに秘密が…「バー弁」
「子どものころから食べている。60年以上はバー弁ある。木更津といえば(バー弁)。バー弁はみんな知っている」
最後は木更津市の住民が子供のころから愛する、謎のバー弁。
「小さな伝統。弁当じゃなくてね」
こちらの男性は3つも購入。
通称、バー弁。その正式名称は、バーベキュー弁当。
人気の理由はタレにありました。
大きく切られた豚肉はタレがしみしみ。ご飯はタレがたっぷりかかっています。
特別に調理場に入らせてもらいました。
「(タレは)創業からずっと継ぎ足しで使っている」
3種のタレを使いわけるこだわり。伝統あるバー弁のタレには、おいしさの秘密が。
「出来立てよりも1〜2時間経ったほうがおいしくなる味付けになっている。冷めて1時間くらい経つと甘くなる」