1
千葉県の銚子港で、イワシの大豊漁が続いています。その量は、なんと去年の1890倍です。イワシを求めて人が押し寄せ、町が活気づいています。
イワシ 脂がのって丸々太る
イワシの豊漁に沸き立つ千葉県銚子港。
銚子港で働く人
「初めて。過去に記憶がない」
「初めて。過去に記憶がない」
銚子市漁業協同組合によると、先月の漁獲量が去年のなんと1890倍を記録。季節外れのイワシ豊漁は、今月に入っても続いています。
イワシ料理を提供する店には行列もできていました。
銚子市にある料理店では、フワフワの身が魅力の天ぷらにお刺身が付いた1500円の鰯(イワシ)定食が大人気です。
鰯定食を注文した人
「こんな柔らかくておいしいイワシは久しぶり」
「わざわざ銚子に食べに来た。(地元の)栃木ではスーパーで買っても、新鮮なイワシが食べられない」
「こんな柔らかくておいしいイワシは久しぶり」
「わざわざ銚子に食べに来た。(地元の)栃木ではスーパーで買っても、新鮮なイワシが食べられない」
「香海」店主 畠山智さん
「きょうもそうだったけど、お客さんがほぼイワシだから。イワシをおろすのが間に合わなくなっちゃう」
「きょうもそうだったけど、お客さんがほぼイワシだから。イワシをおろすのが間に合わなくなっちゃう」
豊漁を実感しているのは鮮魚店も同じです。
かねまた水産 桐谷國男店長
「去年、おととしあたり、イワシがいなかった。今年は結構多い。7月からずっと」
「去年、おととしあたり、イワシがいなかった。今年は結構多い。7月からずっと」
お客さんのなかには、4キロ分のイワシを購入する人もいました。
「(4キロで)2000円。すごい(安い)ですよ」
味も格別だそうです。
桐谷店長
「今の時期では、こんなに太ったイワシは少ない」
「今の時期では、こんなに太ったイワシは少ない」
長年、銚子のイワシを見てきたプロが気づいた変化。例年は梅雨の時期に水揚げされる「入梅イワシ」が有名ですが…。
桐谷店長
「入梅時期のイワシが小さくて、今になって脂のあるイワシになってきた。潮(の流れ)が変わっている」
「入梅時期のイワシが小さくて、今になって脂のあるイワシになってきた。潮(の流れ)が変わっている」
料理店では、こんな心配をしています。
畠山さん
「今いっぱいとれていて、いつ(イワシ)が切れるのか、急に切れると思う」
「(Q.食べるなら今?)ギリギリ今。本当にギリギリ」
「今いっぱいとれていて、いつ(イワシ)が切れるのか、急に切れると思う」
「(Q.食べるなら今?)ギリギリ今。本当にギリギリ」
(「グッド!モーニング」2025年9月4日放送分より)
広告