1
旬を迎えたレンコンが今年は巨大化し豊作です。猛暑で成長が進み例年の1.5倍ほどの大きさになっていて、価格も3割ほど安くなっています。
井戸水で水温調整 おすすめはステーキ
都内のスーパーでは11日、拳(こぶし)大のレンコンが3つで259円。次から次へと売れていきます。
70代
「この大きいほうの1個が(普段は)200円ぐらいかなって感じ。2個入っているので、安いかなって」
「この大きいほうの1個が(普段は)200円ぐらいかなって感じ。2個入っているので、安いかなって」
アキダイ 秋葉弘道社長
「(Q.価格については?)100グラム58円。以前は88円とか。ですから、3割以上安い。この異常気象のなかで、平年より安いというのは、もう奇跡だと思ってください」
「(Q.価格については?)100グラム58円。以前は88円とか。ですから、3割以上安い。この異常気象のなかで、平年より安いというのは、もう奇跡だと思ってください」
レンコンの生産量が全国トップの茨城県に向かうと、見渡す限りのレンコン畑。腰まで水につかりながら、レンコンの収穫が行われていました。
手にしているホースをレンコンがある土の中に入れ、水流で浮かせて収穫します。収穫したレンコンを見せてもらいました。
れんこんの藤崎 藤崎孝一さん
「通常ですと、これぐらいが通常の大きさだと思いますね。今年のレンコンは本当に1.2〜1.5倍とか大きくて、こちらのように本当に全体的に大きい」
「通常ですと、これぐらいが通常の大きさだと思いますね。今年のレンコンは本当に1.2〜1.5倍とか大きくて、こちらのように本当に全体的に大きい」
とれたては生でもおいしくいただけます。
異例の暑さで農作物の被害が相次いでいますが、レンコンはなぜ豊作につながっているのでしょうか?
藤崎さん
「(レンコンは)水の中にいるので、これがもし畑だったら水がないのが致命的になると思うのですが、井戸水を畑に入れることでいつも冠水させて、水の中にレンコンはあるので、温度が上がりすぎたら、水を入れてちょっとでも(水温を)下げています」
「(レンコンは)水の中にいるので、これがもし畑だったら水がないのが致命的になると思うのですが、井戸水を畑に入れることでいつも冠水させて、水の中にレンコンはあるので、温度が上がりすぎたら、水を入れてちょっとでも(水温を)下げています」
茨城県土浦市の8月の平均気温は28.7℃。猛暑日が14日ありましたが、レンコンは水の中で育つため、影響は少なかったといいます。
生産者のイチオシの食べ方は、オリーブオイルで表面を焼き、塩コショウでシンプルに味付けをしたステーキです。
(「グッド!モーニング」2025年9月12日放送分より)
広告