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ラーメン店の倒産が相次ぐなか、逆に店舗を増やしているのが、辛いスープ「マーラータン」のお店です。人気のヒミツはカスタマイズにあるといいます。
辛いスープやみつき 専門店に行列
20人以上の行列ができていたのは、マーラータンの専門店。客の8割は女性です。
10回以上来店 学生(10代)
「クセになる味だから何回も来ちゃう」
「クセになる味だから何回も来ちゃう」
3回目の来店 会社員(20代)
「中毒性がある」
「中毒性がある」
マーラータンとは、中国発祥のスパイシーなスープ料理。唐辛子や花椒(ホアジャオ)をはじめ、20種類以上の香辛料を組み合わせ、痺れる辛さと深いうま味が多くの人を魅了しています。
店に入ると、野菜やねりもの、キノコが並び、奥にはシーフードや肉類といった、全部でおよそ60種類の食材がそろっています。
客は、ここから好きな食材とスープの辛さ、さらに春雨などの麺の種類を選んで注文するという仕組みです。
番組スタッフは、4種類の野菜とえび、鶏団子などを選び、辛さは1番人気の3辛(大辛)で注文しました。
「薬膳のいい香りが広がりますね。スープはピリッと辛いんですけど、鶏白湯スープなのでまろやかになって食べやすいです」
好みに応じて“カスタマイズ”できるのが人気なようで…。
初来店 学生(10代)
「ラム肉とか肉系をいれた」
「ラム肉とか肉系をいれた」
週1回ペースで来店 会社員(40代)
「4辛(激辛)です。最初は2.5辛くらいから始めた。だんだん(辛くした)」
「4辛(激辛)です。最初は2.5辛くらいから始めた。だんだん(辛くした)」
人気が広がった理由は他にもあります。
月1回ペースで来店 会社員(20代)
「SNSに上がるので気になる」
「SNSに上がるので気になる」
10回以上来店 学生(10代)
「SNSを見ると思い出して食べたくなってまた来る」
「SNSを見ると思い出して食べたくなってまた来る」
見た目の華やかさがうけ、多くの人が食レポ動画をSNSに投稿し、ブームが加速。専門店の数も急増。最も多くの店舗を運営している「七宝(チーパオ)麻辣湯」は、今年だけですでに21店舗を開店。ここ1年ほどで、個人店からチェーン店まで、さまざまなマーラータン専門店が相次いでオープンしています。
大手ファミリーレストランのバーミヤンでも、去年の春からマーラータンが登場。1年間でおよそ240万食を販売し、今月からはさらに進化させたマーラータンフェアを実施しています。
マーラータンはカップ麺でも人気で、1年間でおよそ150万個を販売。ブームはまだまだ続きそうです。
(「グッド!モーニング」2025年9月15日放送分より)
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