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経済同友会の代表幹事を辞任した新浪剛史氏(66)が30日午後に会見を開き、「引き続きやりたかった」と悔しさをにじませました。
新浪氏「悔しい気持ちある」
サントリーホールディングスの会長に続き、経済同友会のトップの座からも退くことになりました。
経済同友会 岩井睦雄 筆頭副代表幹事(64)
「経済同友会は本日、臨時理事会を開催し、新浪代表幹事の処遇について議論した。実際には見解の相違が大きく、同友会全体の分断を招きかねない状況だった。この状況について新浪代表幹事に伝えたところ、新浪代表幹事自ら辞任するとの判断。理事会として受理をしたところ」
「経済同友会は本日、臨時理事会を開催し、新浪代表幹事の処遇について議論した。実際には見解の相違が大きく、同友会全体の分断を招きかねない状況だった。この状況について新浪代表幹事に伝えたところ、新浪代表幹事自ら辞任するとの判断。理事会として受理をしたところ」
新浪氏
「9月3日の経済同友会の会見以降、自分自身はどう処したらいいかなと、ずっと考えていた。とりわけ、どういう困難があるのか、どういう貢献もできるのか、考え悩んできた」
「9月3日の経済同友会の会見以降、自分自身はどう処したらいいかなと、ずっと考えていた。とりわけ、どういう困難があるのか、どういう貢献もできるのか、考え悩んできた」
大麻の有害成分を含むサプリをアメリカから輸入した容疑で家宅捜索を受け、サントリーホールディングスの会長を辞任した新浪氏。
経済同友会の代表幹事に関してはただちには辞めず、同友会の判断にゆだねるとしていました。
その同友会の倫理審査会がまとめた見解は、「辞任勧告が相当」だというものでした。
新浪氏
「臨時理事会において、わたしの思うところをしっかりと述べさせていただきました。とりわけ、私自身もやりたいことがあり、しっかりとリーダーシップを持ってやっていきたい。こういったことも述べさせていただいた」
「臨時理事会において、わたしの思うところをしっかりと述べさせていただきました。とりわけ、私自身もやりたいことがあり、しっかりとリーダーシップを持ってやっていきたい。こういったことも述べさせていただいた」
新浪氏は、30日の臨時理事会においても、続投の意思があったようです。ただ…。
「同友会に大変な、大きな分裂が起こってしまう。これは同友会に限らず、日本にとっても大変まずいことであると考えた。私自身が辞職すべきだ、辞任すべきだという判断に至った。正直、やりたいことがありました。悔しい気持ちでもある。私は代表幹事として、最後に代表幹事らしい仕事ができたかな、このように最後の仕事ができた。自負をするとともに、みんなが一枚岩になれることに感謝をしたい」
新浪氏は、同友会の会員は続けるとしています。
「会員として残りたいと思っている。私として何ができるかということは考えていきたい」
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