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健康志向の高まりを背景に、豆乳ブームが再び広がっています。牛乳代わりに選ぶ人が増えていて、東京都内の豆乳専門カフェも常連客でにぎわっています。
「無調整」「調製」違いは?
都内にあるカフェ。ほぼすべてのメニューには「豆乳」や「ソイ」の文字が書かれています。
コマドカフェ 店主
「ソイラテの専門店で、朝の健康がカフェのテーマ。乳製品使ってないですね。すべて豆乳を使っています」
「ソイラテの専門店で、朝の健康がカフェのテーマ。乳製品使ってないですね。すべて豆乳を使っています」
ソイラテを始めとした豆乳メニューの専門店。本来なら乳製品を使うスイーツも、すべて豆乳で仕上げています。
ソイラテとは、どんな味なのでしょうか?一番人気の「ほうじ茶ソイラテ」を飲んでみると、ほうじ茶の後に豆乳の風味がきて、飲みやすい味です。
常連客(40代)
「おいしいです。豆乳が味覚的にもちょうどいい。健康志向、少しでも意識できればと思って」
「おいしいです。豆乳が味覚的にもちょうどいい。健康志向、少しでも意識できればと思って」
常連客(30代)
「腸活の一環で豆乳は(普段から)よく飲みます。コーヒーとかあると、ソイラテの方を選ぶかもしれない」
「腸活の一環で豆乳は(普段から)よく飲みます。コーヒーとかあると、ソイラテの方を選ぶかもしれない」
健康志向の高まりで、習慣的に飲む人が増えている豆乳。大きく分けて「無調整豆乳」と「調製豆乳」の2種類があります。
大豆と水だけで作られているのが「無調整豆乳」。それに甘みなどを加え、飲みやすく仕上げたのが「調製豆乳」です。
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たんぱく質求める男性需要↑
日本豆乳協会によると、去年の豆乳(調製・無調整・飲料・その他)の生産量は前年に比べ3.1%増加。なかでも、無調整豆乳の生産量は過去最高となっています。
メーカー「キッコーマンソイフーズ」では、豆乳製品を43種類展開しています。
200ミリリットルのシリーズだけでも39種類。特に人気が高いのは?
キッコーマンソイフーズ
マーケティング推進部
亀井淳一部長
「こちらのおいしい無調整豆乳と砂糖不使用調製豆乳。2品の伸長が著しい」
マーケティング推進部
亀井淳一部長
「こちらのおいしい無調整豆乳と砂糖不使用調製豆乳。2品の伸長が著しい」
高まる豆乳需要を受け、生産量を増やし続けています。
「今年は2ケタ成長をしている。調製豆乳、無調整豆乳ともに伸びているが、無調整豆乳がかつてに比べるとかなり大きな売り上げを占めている」
その背景には「たんぱく質をしっかり取りたい」というニーズの変化があるといいます。
「豆乳は、かつて女性あるいは特定の年齢の方の飲み物という印象が強かったと思うが、近年はたんぱく質を取りたいという需要を追い風に、女性だけでなく男性も飲んできている。特に男性の中でも20〜30代男性。プロテインと混ぜて飲む方も増えてきていて、非常に広まっている」
(「グッド!モーニング」2025年10月21日放送分より)
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