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物価高で新しい服が買えないという声が多く聞かれるなか、服のサブスクを利用する人が急増しています。お得なだけではなく、プロが選んだ服を届けてもらえるという新しい取り組みを取材しました。
洋服サブスク 月に3着郵送
30代
「1年に1回、服買ったりはしないですね。全然買えないです」
「1年に1回、服買ったりはしないですね。全然買えないです」
4人の子どもがいる女性。子ども服の購入にお金を使うため、自分の服にまでなかなか手が回らないといいます。
「そんなおしゃれとか言ってられないと思うんですけど、女は捨てたくないというのはあるので、安く。妹がいるので、おさがりをもらったりとか、去年の流行のものをもらって、何とかやっている」
何年も同じ服を着て、しのいでいるという女性もいました。
70代
「このズボンも何年か前(購入)すごい長持ちするので。毎年、冬場になると履いているので、重宝している。洋服の値段まで手が回らないというか、それこそスーパー行って、野菜とか肉とか買うのが手いっぱい」
「このズボンも何年か前(購入)すごい長持ちするので。毎年、冬場になると履いているので、重宝している。洋服の値段まで手が回らないというか、それこそスーパー行って、野菜とか肉とか買うのが手いっぱい」
物価高で新しい服を買うことをためらう人が増えるなか、「服の購入費用を抑えながら新作も着たい」という思いに応えるサービスが注目されています。
会社員(45)
「今回エアクロから届いた洋服のセットになります。宅急便とかで届きます」
「今回エアクロから届いた洋服のセットになります。宅急便とかで届きます」
女性が利用していたのは、服のサブスクサービス。月額料金を払って会員になると、自宅に洋服3着が送られてきます。レンタル期限は決まっておらず、返却すると次の3着が届くという仕組みです。
早速着てみると、サイズもぴったりでウキウキ気分の女性。何度も鏡に映る姿を確認します。
「すごい、いい感じかもしれない。襟元とかも本当に可愛くて、大きめな感じの襟ですけど、いいですね」
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スタイリスト提案 年間36着
その人に合った服が送られてくるのには、ある理由があります。
スタイリスト MARIAさん
「週末、仕事終わりに女子会に行くというリクエストされた。トップスはベーシックカラーでまとめて」
「週末、仕事終わりに女子会に行くというリクエストされた。トップスはベーシックカラーでまとめて」
服を選ぶのは、実はプロのスタイリスト。会員の写真やサイズ、好み、服の着ていく先などに合わせて、流行を取り入れたスタイリングを提案しています。
独自のサービスで会員数は増え続けていて、現在4万人を超えました。
1回に送られてくる3着の合計額は3万円相当。月額7980円のプランで月に1回、年間36着レンタルすることができます。数カ月のみの利用も可能です。
会社員(45)
「もう7年くらい続けていて、自分が毎月3万円買うと大変なことになるので、経済的にも新しい服を借りるということで定期的に着られるので、お得感がいっぱいある」
「もう7年くらい続けていて、自分が毎月3万円買うと大変なことになるので、経済的にも新しい服を借りるということで定期的に着られるので、お得感がいっぱいある」
なぜ利用しやすい価格で服を貸し出せるのでしょうか?
保管やクリーニング、服の補修、梱包(こんぽう)までを同じ場所で行うことで無駄な配送費などを減らし、低価格につなげているといいます。
エアークローゼット 天沼聰社長
「ぜひ一度ファッションサブスクでコスパよく、タイパよくいろんなファッションと出会って、楽しんでいただけたらと思う」
「ぜひ一度ファッションサブスクでコスパよく、タイパよくいろんなファッションと出会って、楽しんでいただけたらと思う」
(「グッド!モーニング」2025年10月28日放送分より)
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