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ヨーロッパの一般家庭で親しまれているスーパーフード「ビーツ」が日本でも人気となっています。国内でビーツを栽培する農家も増えていて、ジュースやドレッシングへの活用も進んでいます。
独特な風味と甘味が特徴
真っ赤な見た目から「食べる血液」「食べる輸血」などとも呼ばれるスーパーフードのビーツ。
20代
「おいしいです。量もボリューミーで。おいしいプラス、体にいい」
「おいしいです。量もボリューミーで。おいしいプラス、体にいい」
60代
「私みたいな年になると、体にいいものはいいと思う」
「私みたいな年になると、体にいいものはいいと思う」
独特な風味と甘味が特徴の野菜です。ウクライナが発祥とされる料理「ボルシチ」にも使われ、ヨーロッパでは一般家庭でも親しまれている食材ですが、今日本でも人気が出ています。
東京・渋谷区にあるカフェで、客が次々と注文していたのは「アサイーボウル」。たくさんのフルーツが盛られていて、一見ビーツが含まれているように見えませんが、実は下地のピューレに練り込まれています。
今年に入ってから、アサイーボウルなどビーツを使った商品の売り上げが急激に伸びているといいます。
TheBeet 中山英一さん
「売り上げが驚くほどに(伸びて)去年9月と比較すると、ビーツを使った商品が3倍近くになっている。女性も男性も健康志向が強くなっているのだと思う」
「売り上げが驚くほどに(伸びて)去年9月と比較すると、ビーツを使った商品が3倍近くになっている。女性も男性も健康志向が強くなっているのだと思う」
ポリフェノールや葉酸などの栄養素が含まれているにもかかわらず、土っぽい独特な風味と調理方法が分からないなどの理由で、ビーツは日本の家庭では敬遠されてきたといいます。
野菜ソムリエプロ 小島香住さん
「火を通すと土臭さはだいぶ軽減されるので、加熱して食べる方がお勧めにはなります。丸ごとゆでてサラダにしてもいいですし、スムージーに入れたり、ポテトサラダに混ぜたり」
「火を通すと土臭さはだいぶ軽減されるので、加熱して食べる方がお勧めにはなります。丸ごとゆでてサラダにしてもいいですし、スムージーに入れたり、ポテトサラダに混ぜたり」
ビーツ人気の到来で、関連商品も注目を浴びています。
七久里農園 伊藤貴裕社長
「ジュースとドレッシング、あとは切り干しビーツと言って、切り干し大根のビーツ版のもの」
「ジュースとドレッシング、あとは切り干しビーツと言って、切り干し大根のビーツ版のもの」
七久里農園では、ビーツの関連商品の売り上げが去年の2倍以上に。今後の売り上げアップにも期待しています。
「(ビーツを)作っている農家は少なかったんですけど、最近は売れるようになってきたので、ビーツを作る農家さんも増えてきています。(来年も)今年の2倍以上は売れると思っています」
(「グッド!モーニング」2025年10月28日放送分より)
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