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2025年10月30日 02:09

新たなコンセプトにVRまで…最新モデルが続々『ジャパンモビリティショー』開幕へ

新たなコンセプトにVRまで…最新モデルが続々『ジャパンモビリティショー』開幕へ
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国内最大の乗り物の祭典『ジャパンモビリティショー2025』が31日に開幕します。一足早くメディアに公開された会場では、次世代の技術や新たなコンセプトが発表されました。今年はどんな車がお披露目されたのでしょうか。

未来を先取りした最新モデルがずらり。今年は過去最多の500を超える企業や団体が参加する見通しです。熾烈な競争の中にある自動車業界。各社独自のコンセプトを打ち出しています。

日産 エスピノーサ社長
日産 エスピノーサ社長
「国内事業を再始動します。そのスタートとなるのが、30年近く日産と共に歩んできたモデルです」
エルグランド

日産は16年ぶりに主力車種である『エルグランド』を刷新。高級ミニバン市場での巻き返しを図り、早急な経営の立て直しを目指します。

マツダ 毛籠勝弘社長
マツダ 毛籠勝弘社長
「走るほどにCO2を減らしていく。マツダが描く2035年のモビリティーの未来です」
CO2回収装置

マツダが発表したのは地球に貢献できる車です。新燃料に加えて、独自の『CO2回収装置』を搭載し、走れば走るほど空気中の二酸化炭素を減らすことができるといいます。

トヨタ 豊田章男会長

28日にトランプ大統領と意見を交わした、トヨタの豊田章男会長も会場に駆け付けました。

トヨタ 豊田章男会長
トヨタ 豊田章男会長
「“ジャパン・アズ・ナンバーワン”と言われた時代は過ぎ去り“失われた30年”という言葉が定着する中で、日本という国が少し元気や活力を失ってしまっているのではないか。日本から次の100年を作る挑戦。それこそがセンチュリーだと思う。日本の心、ジャパンプライドを世界に発信していく。そんなブランドに育てていきたい」
センチュリー

新たにレクサスを超える最高峰のブランドとして『センチュリー』を設立。新型モデルとして、緋色のクーペを披露しました。鳳凰のエンブレムは江戸彫金、シート生地には西陣織と日本の伝統文化が取り入れられています。日本を代表するブランドとして世界の高級車市場に挑みます。

レクサス

乗用車は4輪という常識を覆す6輪タイプのレクサスも発表されました。車輪を増やすことで、より広い室内スペースや乗り降りのしやすい構造を実現しています。

自分の愛車でVRを体験

さらに、ソニーグループと共同で開発したのは、リアルとバーチャルの融合。ゆくゆくは自宅のガレージなどで自分の愛車でVRを体験してもらうことを目指しています。

ジャパンモビリティショー

ジャパンモビリティショーは来月9日まで開催されます。

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