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物価高の影響でおせち料理の購入をためらう人も増えているなか、500円のおせちが登場し人気となっています。
去年の平均価格2万7826円
年末商戦がスタートした百貨店。中には、早くも完売したおせちがありました。
そごう・西武 長岡俊範さん
「冷凍のおせちは今回製造会社と直接取引をすることによって、値段をお買い得にできるようにいろいろと取り組んでいる。昨今は冷凍技術が非常に発達しており、本当においしいということで、お買い求めいただくお客様がどんどん増えていると思う」
※西武百貨店 一部冷凍商品のみ
「冷凍のおせちは今回製造会社と直接取引をすることによって、値段をお買い得にできるようにいろいろと取り組んでいる。昨今は冷凍技術が非常に発達しており、本当においしいということで、お買い求めいただくお客様がどんどん増えていると思う」
※西武百貨店 一部冷凍商品のみ
原材料が高騰し、3年連続で上昇しているおせちの値段。去年販売分の平均価格は2万7826円で、店側もなるべく値段を抑えるために奔走しています。
自宅で、おせちを作る人もいました。5人分のおせちを作る小野塚さんはこう話します。
「安いスーパーとかで買っても、おせちって1万5000円〜2万円とかするので、1万円ぐらいは節約になっているのかなとは思う。安い食材とか、お正月価格になる前にリサーチして、ここが安いとか、これだったら冷凍しておけるとか」
今年は安いうちにブリを買って冷凍しておき、正月のおせちに活用するといいます。
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一方、「おせち離れ」の声も聞かれました。
街の人
「おせち頼まないし、あんまり食べないですね」
「(Q.代わりに正月に何を食べている?)お正月に?」
「お刺し身とかですよね」
「子どもが小さいので、揚げ物とかのオードブルを買った」
「おせち頼まないし、あんまり食べないですね」
「(Q.代わりに正月に何を食べている?)お正月に?」
「お刺し身とかですよね」
「子どもが小さいので、揚げ物とかのオードブルを買った」
「おせち離れ」に歯止めをかけようと、驚くような値段の商品も出てきています。
「久松」製造部製造課 原口功司さん
「『おためしおせち』というものを作っていて、14品で500円で製造販売している。もうけはない、赤字になる」
「『おためしおせち』というものを作っていて、14品で500円で製造販売している。もうけはない、赤字になる」
黒豆や金時イモ、エビ、ホタテ、伊達巻など14品が入った「おためしおせち」の価格は500円(税込み・送料別)。一品あたりおよそ35円という安さです。
年間およそ25万個のおせちを製造している会社では、食材を大量に発注して安く仕入れ、製造から販売までを自社で完結することで、手に取りやすい価格でおせちを販売しています。
今年は、従来の「和洋のおせち」に加え、「和洋中のおせち」も用意。サイズも「少人数用のおせち」を豊富にそろえました。
そうした自慢の商品から14品をピックアップしたのが「おためしおせち」。今年は4000個準備していて、すでに半分ほど売れています。
もうけがでないにもかかわらず、なぜ「おためしおせち」を販売するのでしょうか?
原口さん
「おせち料理はやっぱり高いものになる。正月の一番最初の食事になる。皆様、失敗したくないという気持ち。(そこで)本当のおせちの前に、お試しとして一度食べていただいて、ご納得いただいて、弊社の本製品を購入いただけたらと思う」
「おせち料理はやっぱり高いものになる。正月の一番最初の食事になる。皆様、失敗したくないという気持ち。(そこで)本当のおせちの前に、お試しとして一度食べていただいて、ご納得いただいて、弊社の本製品を購入いただけたらと思う」
(「グッド!モーニング」2025年11月4日放送分より)
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