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ダイコンが豊作です。価格は先月に比べ3割安くなり、さらにサイズも1.5倍に巨大化しています。今後さらに安くなる可能性もあります。
激安1本86円 100円以下でも
予約が取れないことで有名な東京・中目黒のおでん専門店「関西煮 理」。魚介をブレンドした関西風のだしが素材の味を引き立てます。
一番の人気はダイコンです。きめが細かくツヤのある青森産の「青首大根」。使う部分にも秘密があります。
加藤理店主
「1センチまでいかないですけど、7、8ミリガバッとむきます。中の芯だけを使う。ダイコンの大吟醸」
「1センチまでいかないですけど、7、8ミリガバッとむきます。中の芯だけを使う。ダイコンの大吟醸」
皮だけでなく身が硬い外側の部分まで丁寧に処理。薄めのだしに足し水をしながら1時間ほど煮込んだ後、一晩冷蔵庫に寝かせます。
次の日、80℃ほどでじっくりと再び煮込んで完成する逸品です。
客(30代)
「すごくやわらかいです。ホロホロしてます。おでん大好きです。特にダイコンが好き」
「すごくやわらかいです。ホロホロしてます。おでん大好きです。特にダイコンが好き」
加藤店主
「ダイコンで季節を感じます。だんだんやわらかく、みずみずしくなっている。夏場のダイコンだと筋が硬い。2時間、煮込まないと味がしみないが、1時間もあればバッチリ。この冬のダイコンは良くなってきた」
「ダイコンで季節を感じます。だんだんやわらかく、みずみずしくなっている。夏場のダイコンだと筋が硬い。2時間、煮込まないと味がしみないが、1時間もあればバッチリ。この冬のダイコンは良くなってきた」
スーパー「アキダイ」では、千葉産のダイコンが1本170円。価格は先月に比べて3割下がりました。大きさも去年の1.5倍。次から次へと売れていきます。
客(80代)
「半分でももっと高かった。ダイコンを買いに来たわけではないが、安いから(買った)」
「半分でももっと高かった。ダイコンを買いに来たわけではないが、安いから(買った)」
安い所では1本86円。100円以下でも買える状況になっています。さらに今後は?秋葉弘道社長に聞きました。
「これからの時期は平野部で、東京も含めていっぱい出回る。お値段が(さらに)お安くなる。流通量が増える」
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猛暑の後に雨続き 順調に生育
生産地の東京・立川市に向かいました。
小山農園 小山三佐男さん
「もうバッチリですね。いいダイコンだと思います」
「もうバッチリですね。いいダイコンだと思います」
この農園では一日におよそ200本を収穫し、4軒のスーパーに出荷しています。
長さ40センチ、直径8センチの巨大ダイコン。切ってみると、水分があふれます。
「気温も少し安定してきたので、かなり順調に育っている。10月中旬〜下旬にかけて1週間雨が続いたので。質的には抜群」
去年、真ん中に空洞ができる高温障害に悩まされましたが、今シーズンは種まきを遅らせたため猛暑の影響も受けませんでした。
「寒暖の差が激しいと少し辛味が増すので。そこもダイコンの醍醐(だいご)味なので、楽しんでいただければ」
(「グッド!モーニング」2025年11月7日放送分より)
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