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物価高のなか、握りずしと2時間飲み放題で2480円と破格のコースで人気の店があります。赤字覚悟ですが、店にはメリットがあるようです。
条件は平日午後4時半までに入店
こだわりの黒酢とバルサミコ酢を合わせたシャリに低温調理でとろける食感を実現した、その名も「飲めるサーモン」。カニ味噌とユズの細巻きの上にはズワイガニやエビ、さらにはカニの甲羅からあふれるイクラが乗っています。
住みたい街ランキングで常に上位に入る東京・恵比寿の駅から徒歩3分の場所にあるのが、スシエビス恵比寿本店です。
今この店で知る人ぞ知る人気メニューが、握りずしなど8品とビール付き2時間飲み放題が付いて2480円のコースです。
名物の「エビカニ合戦」やこだわりの握り5貫に加え、刺身3点盛り、あおさの赤だしまで含まれています。
エイトゼロ 滝沢尚也統括本部長
「この値段で大丈夫なの?という声は頂くが、正直厳しい状況。食材全般値上がりが激しく、おすしを扱っているので、おコメや海産物、イクラだったり。軒並み上がっているので、すべてが厳しい状況」
「この値段で大丈夫なの?という声は頂くが、正直厳しい状況。食材全般値上がりが激しく、おすしを扱っているので、おコメや海産物、イクラだったり。軒並み上がっているので、すべてが厳しい状況」
イクラの100グラムあたりの小売価格は、2020年に1397円だったのが右肩上がりに上昇。今年9月には1949円とおよそ4割も高くなっています。
店側も物価高に苦しむなかでの破格のコース提供。通常は5500円のこのコースを2480円で味わうためには、1つだけ条件があります。
それは平日の午後4時半までに入店することです。(※要予約)その時刻までの入店でなぜ破格での提供が実現できるのでしょうか?
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利益度外視の「超早割」戦略
滝沢統括本部長
「飲食店の課題としては、ピークタイムの前にいかに集客するか。今までスシエビスを知らなかったお客さんに超早割で知ってもらって、他の時間もご利用いただけたらうれしい」
「飲食店の課題としては、ピークタイムの前にいかに集客するか。今までスシエビスを知らなかったお客さんに超早割で知ってもらって、他の時間もご利用いただけたらうれしい」
客の反応は?
「すごく感動です。今、何でも高くなっている。このお値段で食べられて大丈夫?と思ったけど、すごくおいしいです
「(このお店に来るのは)初めてです」
「(また)伺いたい」
「(このお店に来るのは)初めてです」
「(また)伺いたい」
利益度外視の「超早割」戦略。早い時間からにぎわっていると、飛び込み客もどんどん入って来る。これがこの店の戦略です。
滝沢統括本部長
「物価高のなかでも、外食でみんなで集まって食事できる場所の提供を続けたい」
「物価高のなかでも、外食でみんなで集まって食事できる場所の提供を続けたい」
(「グッド!モーニング」2025年11月12日放送分より)
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