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これからの季節に欠かせないミカンが旬を迎え、各地から豊作の知らせが届いています。物価高が続く中、東京都内のスーパーや関東のミカン畑では笑顔が広がっています。
安さの理由は?
都内のスーパーでは「有田みかん」が1袋16個入りで250円(税別)。1個あたりおよそ15円という安さで、飛ぶように売れていきます。
ミカンを購入した男性
「おいしい。きのう買って、すごくおいしかったから」
「おいしい。きのう買って、すごくおいしかったから」
ミカンを購入した女性
「ミカン大好きなんです。きょう来てよかった」
「(Q.物価高が進んでいる中での安値はどう?)うれしいです」
「ミカン大好きなんです。きょう来てよかった」
「(Q.物価高が進んでいる中での安値はどう?)うれしいです」
他にも「温州みかん」は1袋299円(税別)。いずれも、去年より200円ほど安い価格です。
スーパー金次郎 上野康夫代表
「ミカン詰めてる?大丈夫?ミカンの詰めが間に合わないよ!」
「(Q.今詰めている?)今、こちらで一生懸命やっております」
「ミカン詰めてる?大丈夫?ミカンの詰めが間に合わないよ!」
「(Q.今詰めている?)今、こちらで一生懸命やっております」
安さの理由は収穫量の増加です。「温州みかん」の一大産地の愛媛県は去年、猛暑に加えカメムシが発生し過去50年で一番の不作に。今年は虫の影響があまりなく、収穫量は去年より36%多く10万トンを超す見通しです。
上野代表
「結構リンゴが高かったり、いろいろ値段も高騰しているが、それに比べてミカンは簡単に食べられて、それでいろんな産地からの豊富な量。今年はミカンが絶対チャンスだと思います」
「結構リンゴが高かったり、いろいろ値段も高騰しているが、それに比べてミカンは簡単に食べられて、それでいろんな産地からの豊富な量。今年はミカンが絶対チャンスだと思います」
「ミカン狩り」カメムシ対策強化で豊作に
関東でも、ミカンの豊作を感じられる場所があります。
茨城県のミカン園では、1つの木に数えきれないほどの黄色いミカンが実りました。600円で時間無制限の食べ放題です。
ツアーでミカン狩り
「おいしい」
「きょうは6個挑戦します。大きいけど結構食べられちゃう」
「おいしい」
「きょうは6個挑戦します。大きいけど結構食べられちゃう」
1キロ400円で持ち帰ることもできます。カゴいっぱいに入ったミカン。重さは、なんと5.5キロ。それでも2200円です。
こちらの夫婦も…。
初めてのミカン狩り
「こっちは5キロ。こっちは3キロくらい。2人で8キロくらい」
「(Q.大量のミカンどう食べる?)冷凍ミカンもありますからね」
「こっちは5キロ。こっちは3キロくらい。2人で8キロくらい」
「(Q.大量のミカンどう食べる?)冷凍ミカンもありますからね」
ミカン狩りは本来10月下旬から12月上旬まで楽しめますが、去年は事情が異なりました。
去年11月21日の投稿
「ミカン狩りの受付は終了しました」
「ミカン狩りの受付は終了しました」
この農園でも、去年はカメムシが大量発生し不作に。11月中に終了せざるを得ませんでした。
マルミズみかん園 酒寄一郎さん
「(被害に)気づかなかったですね、去年は」
「(被害に)気づかなかったですね、去年は」
しかし今年は、対策を強化したため豊作に転じました。みかん狩りは、12月10日ごろまで開催できる予定です。
酒寄さん
「もっと糖度が上がってきます。11月の中旬になると、もう最盛期。この後、甘みも増えて楽しいミカン狩りになるかなと」
「もっと糖度が上がってきます。11月の中旬になると、もう最盛期。この後、甘みも増えて楽しいミカン狩りになるかなと」
(「グッド!モーニング」2025年11月13日放送分より)
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