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開店のお祝いなどで大量に贈られるコチョウラン。ありがたいと思いながらも、その置き場所や処分に困る人も少なくないようです。そんな悩みを解決する新しいサービスが始まっています。
花の代わりに代金贈りお祝い
白くかれんに咲き、もらうとうれしいコチョウラン。チョウが飛ぶ姿に似ていることから、花言葉は「幸せが飛んでくる」です。
会社の移転や開店祝い、社長就任などで贈られることも多いですが、もらった側からはこんな声も聞かれます。
「大量にはいらないのよ」
「もらった時はきれいだけど、長持ちさせるためには、毎日の手入れが欠かせない」
「もらった時はきれいだけど、長持ちさせるためには、毎日の手入れが欠かせない」
花が届いた後の手入れやスペースの確保といった課題もあります。小さいお店やオフィスでは、通路をふさいでしまうケースも少なくありません。
コチョウランが10鉢届くと、維持や管理さらに処分にかかるコストはおよそ1万円になるという試算もあります。
そんな悩みを解決する新たなサービスを大阪にある企業が始めました。
Jアライアンス 坂本麻衣子取締役
「一言で言いうと、これまでのお祝い文化を変えてしまおうというサービス」
「一言で言いうと、これまでのお祝い文化を変えてしまおうというサービス」
その名も「お祝いGO!!」。贈る側は花の代わりにその代金と“お祝いの気持ち”のメッセージをインターネット上で先方に伝えることができます。
贈られる側は気持ちを受け取るとともに、その代金でオフィス家具や家電など10万点の中から欲しいものを選ぶことができます。お祝い金で、開店コストなどの負担を抑えることができます。
「(移転・開業の節目は)現場レベルではオペレーションが慣れていないなかで、(大量の花に)人手を割くのが一つの課題で、めちゃめちゃ助かったと言ってもらえる」
すでに不動産や飲食店など30社ほどの企業が利用したということです。
贈り物のあり方に一石を投じるこの新サービス。新しいお祝いの文化は定着するのでしょうか?
「社会も喜ぶ、環境保護にも役立つサービスだと信じているので、そういったお祝いの文化が実現していくところで。これが当たり前の世の中にしていきたい」
(「グッド!モーニング」2025年11月19日放送分より)
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