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ドラッグストアの勢力図が大きく塗り替わります。最大手のウエルシアと2位のツルハドラッグが1日、経営を統合しました。医薬品に加えて、日用品や食料品の品ぞろえも強化していく方針で、今後の私たちの暮らしにも影響が広がりそうです。
日用品や食品も強化
店内に充実している日用品や食品。実は医薬品と同じ程度の売り上げがあるといいます。
ツルハドラッグ 新宿上落合店
曽田啓一郎店長
「食品を強化して、幅広いお客様に来ていただくことが一番の戦略かなと思う。物によってはスーパーより安く提供できるものもあるので、例えば、今晩カレーにするとなった時、肉も買えて、野菜も買えて、ルーも買えて、ドラッグストアで全部そろうワンストップショッピングを目指してやっている」
曽田啓一郎店長
「食品を強化して、幅広いお客様に来ていただくことが一番の戦略かなと思う。物によってはスーパーより安く提供できるものもあるので、例えば、今晩カレーにするとなった時、肉も買えて、野菜も買えて、ルーも買えて、ドラッグストアで全部そろうワンストップショッピングを目指してやっている」
薬局の枠を超え、スーパーとしての利便性を追求するドラッグストア。昨年度の業界全体の総売上高はおよそ10兆円で、コンビニ業界のおよそ11兆3000億円に迫る勢いです。
業界再編の動きも活発で、2021年にはマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合し、「マツキヨココカラ&カンパニー」が誕生しました。
そんなドラッグストア業界に1日、大きな動きがありました。
ツルハホールディングス 鶴羽順社長
「きょうからツルハとウエルシアは、ひとつになります」
「きょうからツルハとウエルシアは、ひとつになります」
PB商品拡大「魅力的価格に」
共同配送による物流の効率化や大量仕入れを生かした品ぞろえの強化。さらには、プライベートブランド開発の一本化なども検討しているということです。
消費者には、どのようなメリットが考えられるのでしょうか?
曽田店長
「お客様としてもポイントの共通化、キャンペーンの共通化。プライベートブランドの商品の拡大、店舗拡大によるサービスの向上などが期待できるかと思う。価格もより魅力的な価格でご提供できるのかなと思う」
「お客様としてもポイントの共通化、キャンペーンの共通化。プライベートブランドの商品の拡大、店舗拡大によるサービスの向上などが期待できるかと思う。価格もより魅力的な価格でご提供できるのかなと思う」
(「グッド!モーニング」2025年12月2日放送分より)
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