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コメの価格が高止まりする中、比較的安く買える玄米の需要が広がっています。その影響で、家庭で白米にできる精米機の売れ行きも伸びています。さらに、栄養面からも注目されています。
5キロ3088円 白米より割安
夫
「普通精米？」
「普通精米？」
妻
「いやクリーン精米。これが無洗米でしょ、あれ？無洗米で精米しますって書いてあるけど、どれなのかな？」
「いやクリーン精米。これが無洗米でしょ、あれ？無洗米で精米しますって書いてあるけど、どれなのかな？」
コイン精米機の前で戸惑う夫婦。
精米に来た人（40代）
「初めて精米します。スーパーで（コメを）買うと、今値段が高いので。少しでも家計に優しい方法でゲットして」
「初めて精米します。スーパーで（コメを）買うと、今値段が高いので。少しでも家計に優しい方法でゲットして」
高止まりが続くコメ価格
現在も5キロあたり4312円と、高止まりが続くコメの価格。単純に比較できませんが、白米よりも安い価格で販売されているケースが多いのが“玄米”です。
先ほどの夫婦も初めて玄米を購入。精米しに来ました。
妻
「私100円しかない」
「私100円しかない」
夫
「500円あるよ」
「500円あるよ」
妻
「でも100円玉しか入らないんじゃないの？」
「でも100円玉しか入らないんじゃないの？」
夫
「まさか」
「まさか」
何とか精米
悪戦苦闘しながら、何とか精米までたどり着いた夫婦。おコメが出てくるところを見守ります。
夫
「おわった、おわった」
「おわった、おわった」
妻
「あーよかった」
「あーよかった」
別のコイン精米所にも、次々と精米しに来る人の姿が。こうした中、注目されているのが家庭用精米機です。
注目の家庭用精米機
エムケー精工 デザイン戦略部
赤沼夏帆さん
「2リットルのペットボトルほどのコンパクトなサイズになっている」
赤沼夏帆さん
「2リットルのペットボトルほどのコンパクトなサイズになっている」
コイン精米所の機械とは打って変わって、キッチンにも置きやすいサイズの小さな精米機。2合の玄米を3分ほどで白米に精米することができます。
赤沼さん
「11月の時点で、すでに昨年度のライスロン（家庭用精米機）の販売実績を1.5倍ほど進捗（しんちょく）している状況」
「11月の時点で、すでに昨年度のライスロン（家庭用精米機）の販売実績を1.5倍ほど進捗（しんちょく）している状況」
家庭で手軽に精米できるだけでなく、栄養面でもメリットがあります。
栄養面でもメリット
「スーパーに売っている白米は、すべて周りを（削り）取っているので、もちろんおコメ自体にも栄養はあるんですが、周りもたくさん栄養が詰まっている。せっかくおコメを食べるなら栄養素も残して食べたいというのもあると思うので、（家庭用精米機は）そういったところがかなう」
バリエーションも
家庭用精米機では「5分づき」や「7分づき」など、栄養価の高い胚芽（はいが）やぬかをほどよく残した状態に精米することも可能です。さらに、味にも違いがあります。
家庭用精米機で精米したばかりの白米を食べてみました。
スタッフ
「普段食べているご飯より甘い感じ」
「普段食べているご飯より甘い感じ」
「酸化していない精米したてのコメ」
赤沼さん
「コメ本来の甘み。やはり酸化していない精米したてのコメなので、甘みを感じやすくなっています」
「コメ本来の甘み。やはり酸化していない精米したてのコメなので、甘みを感じやすくなっています」
自宅で家庭用精米機を愛用している男性（50代）は、このように話します。
「絶対的においしい」
「精米したてのほうが絶対的においしいっていう印象。スーパーで高い値段を財布の予算と見比べながらどうしようかなと悩むよりは、（安い玄米を）家庭用精米機で精米してやったほうが、手間はかかるんですけど、いいのかなっていう感じ」
（「グッド！モーニング」2025年12月2日放送分より）
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