2
クリスマスまで3週間。ケーキが値上がりしているなか、店側が少しでも安く買ってもらおうと早割や冷凍ケーキなど、新たな選択肢を提供しています。
小さいサイズやイチゴなしのケーキ
12月に入り、クリスマスムードが高まってきました。
クリスマスケーキの予約も始まっていますが、ここにも物価高の波が押し寄せています。そんな中でも工夫している菓子店がありました。
太郎庵(福島県) 目黒徳幸社長
「物価高騰の中で、ただ値上げするのではなく、もっとお客さんに喜んでもらう工夫ないのかなと」
「物価高騰の中で、ただ値上げするのではなく、もっとお客さんに喜んでもらう工夫ないのかなと」
こちらの店では、人気のイチゴタルトを今年150円値上げし、750円に。一方で、サイズを小さくして値上げ幅を抑えた650円の商品も販売したところ、価格の低いほうが人気になったため、今後は少し小さいサイズのみ販売することにしました。
他にも、イチゴトッピングなし。真っ白なクリスマスケーキを販売する店があります。イチゴそのものを省くことで、同じ5号のケーキと比べ700円ほど安くでき、今年はすでに限定数の半分以上の予約が入っています。
広告
安く材料仕入れて冷凍保存
存在感が高まっているのが、アイスのケーキではない“冷凍ケーキ”です。
シナジーリンク ゼネラルマネージャー
西本清広さん
「(Q.ここは今、何度?)マイナス20℃くらいですね。こういうような感じで土台を冷凍しておきます」
「(Q.この状態の保存は冷凍しないケーキにはない?)ないです」
西本清広さん
「(Q.ここは今、何度?)マイナス20℃くらいですね。こういうような感じで土台を冷凍しておきます」
「(Q.この状態の保存は冷凍しないケーキにはない?)ないです」
今年のクリスマスシーズン、この工場では普段の2倍以上、一日に1000個の冷凍ケーキを作っています。
なぜ「冷凍ケーキ」に人気が集まっているのでしょうか。
Cake.jp プロダクトサプライ本部
早川貴大本部長
「冷凍ケーキは保存がききますので、原材料が安い時期に仕入れて、その状態で(ケーキの土台を)作って保存をしておく。そのことで通常のケーキより安く作ることができる」
早川貴大本部長
「冷凍ケーキは保存がききますので、原材料が安い時期に仕入れて、その状態で(ケーキの土台を)作って保存をしておく。そのことで通常のケーキより安く作ることができる」
「冷凍」にすることで、普通のケーキより5%から10%ほど安い価格にできます。
早くケーキを予約すると割引になる「早割」も実施。作る量を把握していれば人件費を抑えられ、在庫の廃棄も減るので、さらに安く提供できるのです。
冷凍ケーキ、気になるのは味ですが…。
早川本部長
「生クリームの滑らかさやそれが解凍により水っぽくならないか。ここは今ほとんど問題は起きていない。普通のケーキと変わらないといただくことが多いです」
「生クリームの滑らかさやそれが解凍により水っぽくならないか。ここは今ほとんど問題は起きていない。普通のケーキと変わらないといただくことが多いです」
(「グッド!モーニング」2025年12月4日放送分より)
広告







