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国産のタマネギが小玉化するなど歴史的な不作となるなか、スーパーには輸入タマネギが数多く並び、存在感が高まっています。特にアメリカ産の輸入量は去年の46倍に急増しています。
「むくの大変」ハンバーグ店
ナイフを入れた瞬間、ジュワっとあふれ出す肉汁。国産和牛100%のひき肉に飴色になるまで1時間以上じっくり炒めた北海道産タマネギなどを使ったハンバーグステーキが看板メニューです。
タマネギ、ニンニク、赤ワインを1時間半煮込んだ特製のソースでいただきます。
北海道産タマネギを一日100キロ使うこの店が悩んでいるのが…。
モンブラン吾妻橋店 木曽正章料理長
「(タマネギの)値段が高いが小さい。やっぱりタマネギをよく使うので、原価が上がって大変です」
「(タマネギの)値段が高いが小さい。やっぱりタマネギをよく使うので、原価が上がって大変です」
例年、北海道産の最も大きいサイズを20キロ5000円ほどで仕入れていますが、今年は6500円に値上がりしたため、2回り小さい20キロ5500円のものに切り替えました。
「やっぱり、むく手間がかかるので、大変です。1.5〜2倍くらい(手間が)かかっちゃいます」
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格安アメリカ産 輸入46倍に
埼玉県久喜市のスーパーでは、北海道産のタマネギが1個43円で特売です。多くの人が買っていました。
11日は通常の半額ほどで販売。次から次へと売れていきます。
買い物客(30代)
「(タマネギを)多く入って安いなと思ったら、大きさが小さいなみたいな」
「(タマネギを)多く入って安いなと思ったら、大きさが小さいなみたいな」
今、売り場で存在感を見せているのが、アメリカ産のタマネギです。
こぶしサイズの北海道産タマネギは4個303円。一回り大きなアメリカ産タマネギは3個で215円。個数に違いはありますが、重さは変わりません。
農水省によると、1年前にアメリカ産の輸入は71トンでしたが今年は3292トンに。46倍に急増しています。
スーパーマルサン 青果部門 板清英樹副部長
「大玉が欲しいお客さまに関しては、やはりアメリカ産を抵抗なく買っていただいていますね。アメリカ産、これは本当に需要が伸びている部分だと思います」
「大玉が欲しいお客さまに関しては、やはりアメリカ産を抵抗なく買っていただいていますね。アメリカ産、これは本当に需要が伸びている部分だと思います」
気になる味も、焼けば見た目では違いがほとんど分かりません。
(「グッド!モーニング」2025年12月12日放送分より)
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