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家賃の値上げが相次ぐなか、「築古物件」の人気が高まっています。特に割安感がある築30年以上の物件。借りる際にどんなことに注意すればよいのでしょうか?
駅チカ&生活環境良好で注目
東京・文京区を中心に物件情報を紹介している不動産会社。一人暮らし向けで家賃が9万円前後、10万円を超える物件もあります。
東京23区の一人暮らし向けマンションの平均家賃は5月に初めて10万円を超え、半年で5000円近く高騰。23区のうち、13区の平均家賃が10万円を超えている状況です。
そんな中、人気が集まっているのが築30年以上のいわゆる築古物件です。一番のメリットが…。
築30年の賃貸 一人暮らしの人
「探す中で一番安かった。(家賃は)5万7000円。8畳の部屋とキッチンとバス・トイレが付いている」
「探す中で一番安かった。(家賃は)5万7000円。8畳の部屋とキッチンとバス・トイレが付いている」
アットホームによると、築古物件は駅チカで生活環境が整っていることが多いことも特徴です。
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築52年31平米 1DK12万円
築52年、1DKマンション。都営三田線・千石駅から歩いて6分。鉄筋コンクリート5階建てのマンションです。
実用春日ホーム 千石店 森下茂樹店長
「こういう配管とか、少し古さを感じさせる部分がある。部屋がこちら」
「(Q.とてもきれい。52年経っているんですか?)そうです。途中でリフォームなど手を加えている」
「こういう配管とか、少し古さを感じさせる部分がある。部屋がこちら」
「(Q.とてもきれい。52年経っているんですか?)そうです。途中でリフォームなど手を加えている」
2階部分の角部屋で広さは31平米の1DK、一人暮らしからカップル向けの物件です。
「(Q.これで家賃は?)11万5000円、管理費が5000円なので合計12万円」
このエリアで新築なら、家賃は15万円から16万円。築10年から20年だと、13万円から14万円が相場です。
築古物件で一番注意すべきなのは耐震基準。1981年以降に建てられたものなら、阪神・淡路大震災と同程度の地震が来ても倒壊や崩壊はしないといわれています。
「細かいクラック(ひび割れ)が入ったことなどあるが、補修はしているので、現状は特に問題はないかと」
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築43年ワンルーム5.9万円
相場より2万円安い物件。続いて案内してもらったのが、東京メトロ丸の内線・茗荷谷駅から徒歩5分。築43年、一人暮らし向けの物件です。
広さはおよそ12平米のワンルーム。家賃は管理費込みで5万9000円の2階建て木造アパートです。
「この辺でマンションになると、7万円後半になってくる。古い物件はイヤと言っていた客でも、最終的に内見して古い物件でもいいかなと」
家賃の安さは何にも勝るといいます。
アットホームラボ 執行役員 磐前淳子さん
「所得の伸びをそれほど実感できない中で、家賃の上昇が続いているので。築年を古くする、建物構造をアパートに変えると、その分家賃が下がっていくので。そこに魅力を感じて、築古の物件やアパートを探す人が増えている」
「所得の伸びをそれほど実感できない中で、家賃の上昇が続いているので。築年を古くする、建物構造をアパートに変えると、その分家賃が下がっていくので。そこに魅力を感じて、築古の物件やアパートを探す人が増えている」
(「グッド!モーニング」2025年12月19日放送分より)
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