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人材獲得競争が激しさを増すなか、常識にとらわれない大胆なオフィス改革に取り組む会社を取材しました。
オフィス内にボルダリング 設置のきっかけは
ロープを使わずに壁に登るスポーツ、ボルダリングを楽しむ男性。電話の自動応答サービスなどを手がける企業「IVRy」では、オフィスの中に幅7メートル、高さ3メートルのボルダリングの壁を設置しました。
プリンシパルエンジニア 成田一生さん
「ご飯食べた後、昼休みの余り時間に登ったり(している)。ボルダリングジムに行くのは、遠かったり混んでたりして大変。オフィスにあると、ちょっとした空き時間に登れるので、すごく良い」
「ご飯食べた後、昼休みの余り時間に登ったり(している)。ボルダリングジムに行くのは、遠かったり混んでたりして大変。オフィスにあると、ちょっとした空き時間に登れるので、すごく良い」
設置したきっかけは何だったのでしょうか?
オフィス改革を進める今西剛士さん
「創業当初に入社してほしかったAIエンジニアが、ボルダリングが好きだったことから、ボルダリングの壁があったら入社すると半分冗談で言ったのがきっかけ」
「創業当初に入社してほしかったAIエンジニアが、ボルダリングが好きだったことから、ボルダリングの壁があったら入社すると半分冗談で言ったのがきっかけ」
25メートルプールおよそ5個分の広さを持つフロアは仕切りの壁がなく、対面でのコミュニケーションがしやすい空間となっています。
DJブースも設置して、スタッフ間での交流が生まれるように工夫しています。
人事担当 本間有里さん
「ボルダリング・ウォールやオープンスペースは好評。(働く)皆さんがどうやったら働きやすいかを考えてやっている」
「ボルダリング・ウォールやオープンスペースは好評。(働く)皆さんがどうやったら働きやすいかを考えてやっている」
社内では相談しやすくなったという声や実際にオフィス見学がきっかけで、入社を決めた人もいるといいます。
今西さん
「オフィスに来てほしい目的としては、人との交流を通じて創発的なアイデア、そういったものを生み出すことを目的にしている。オフィスに人が集いやすい環境があることで、一体感が作りやすい、社員の認識が集いやすいなど、そうしたところのメリットがあると思う」
「オフィスに来てほしい目的としては、人との交流を通じて創発的なアイデア、そういったものを生み出すことを目的にしている。オフィスに人が集いやすい環境があることで、一体感が作りやすい、社員の認識が集いやすいなど、そうしたところのメリットがあると思う」
森ビルが東京23区に本社を置くおよそ1万社を対象に行った調査によると、新しくオフィスを借りる企業の6割が面積を「拡大予定」と回答、5年連続で増加しています。
リモート勤務から実際のオフィスへ回帰する動きが広がっています。
三幸エステート 今関豊和チーフアナリスト
「社員が自発的に出社したくなるような、そうした魅力をオフィスに付けるのは今、非常に増えている傾向。(特に)ITスキルの高い方が比較的多くいる企業で、対面のコミュニケーションが図れる出社を促す動きが顕著になっている」
「社員が自発的に出社したくなるような、そうした魅力をオフィスに付けるのは今、非常に増えている傾向。(特に)ITスキルの高い方が比較的多くいる企業で、対面のコミュニケーションが図れる出社を促す動きが顕著になっている」
(「グッド!モーニング」2025年12月22日放送分より)
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