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金や銀の価格高騰の影響が歯科医療の現場にも広がっています。「銀歯を使った治療をすればするほど赤字がかさむ」と歯科医師が苦境に立たされています。
診療報酬が追いつかず
千葉市の住宅街で40年以上続く歯科医院。銀歯の製造コスト増加で、存続の危機に追い込まれています。
天台歯科医院 石毛清雄院長
「自分のところから赤字を出さなくてはいけない。歯科医院も小さいところは潰れていくしかないという感じ」
「自分のところから赤字を出さなくてはいけない。歯科医院も小さいところは潰れていくしかないという感じ」
銀歯には金と銀、パラジウムが含まれる「金銀パラジウム合金」が使われています。
金や銀の高騰を受け価格が上昇。銀歯およそ10本分にあたる30グラムあたりの価格は今年に入り、14万円を超えました。
エモリファンドマネジメント
江守哲代表取締役
「銀は過去最高値。金も過去最高値。インフレになってきているので、ゴールド買った方がいいという機運が高まっていること。パラジウムもそれに連れて上がっていく側面もあるので」
江守哲代表取締役
「銀は過去最高値。金も過去最高値。インフレになってきているので、ゴールド買った方がいいという機運が高まっていること。パラジウムもそれに連れて上がっていく側面もあるので」
銀歯での治療は保険診療の対象ですが、診療報酬が急激な高騰に追いついていません。
銀歯1本あたり国から支払われる材料費は、およそ1万3300円。しかし、実際にかかる金額は1万6300円で、およそ3000円を歯科医師側が自腹で払うことになります。
そのため、この歯科医院では歯科技工士に頼らず、歯科医師が自ら銀歯を作っています。
石毛院長
「歯科技工所に出していたら、作ってもらうだけでお金がかかる」
「歯科技工所に出していたら、作ってもらうだけでお金がかかる」
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金属以外を使った治療も
銀歯が高騰する中、金属以外を使った治療も進んでいます。
レジンという固いプラスチックにセラミックを混ぜ合わせた「CAD/CAM冠」です。歯をスキャンし、コンピューターで設計します。
医療法人松栄会 松井歯科医院
松井智院長
「CAD/CAM冠の利点は見た目、審美性の観点から銀歯と比較して良いこと。金属と比較してかみ合わせのダメージが少ないことが挙げられる」
松井智院長
「CAD/CAM冠の利点は見た目、審美性の観点から銀歯と比較して良いこと。金属と比較してかみ合わせのダメージが少ないことが挙げられる」
CAD/CAM冠は歯ぎしりの習慣がある人など一部の患者には適さないという課題はありますが、材料費が比較的安定していることから、歯科医療の現場に浸透してきているといいます。それでも…。
「CAD/CAM冠はとてもいい材料だが、銀歯は銀歯でまだ歯科の治療で使用する場面がある。(金属の)市場価格は落ち着いてほしい」
(「グッド!モーニング」2026年1月8日放送分より)
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