円安や金の価格の高騰などを背景に、身に着けられる資産として宝石の人気が高まっています。一方、技術革新によって憧れの宝石がこれまでの10分の1ほどの価格で購入できるようになっています。
不動産よりも価値高まる?
きらびやかな赤いルビーや鮮やかな緑のエメラルドなど、さまざまな宝石が並ぶ会場。3億円するブルーダイヤモンドもあります。
14日から都内で始まった「国際宝飾展」。世界23カ国から125万点の宝石が集まり、4日間で2万3000人以上が訪れる商談のイベントです。
人混みをかきわけながら宝石を選ぶ中国人女性。2時間のライブ配信で、50点以上売れたといいます。
需要が急拡大している宝石。身に着けるだけでなく、インフレ時代の「実物資産」としても注目されています。
「これくらい大きいと資産価値としては?」
「結構ジュエリーが資産価値として注目されているので、不動産よりもこういう物で家族、次世代に継承する方も増えてきている印象」
金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の店頭小売価格は14日、1グラムあたり2万6177円で、連日のように史上最高値を更新しています。
「これも金です。金の塊を買った方が本当はいいんでしょうけど、楽しんでなおかつ資産となると、ジュエリーになるのかな」
会場では、高級時計ブランドの中古の金時計250万円を現金で一括購入するドバイのバイヤーもいます。
男性が次に選んだのはダイヤモンドの指輪です。値切り交渉の末、35万円で買い付けました。
技術革新で合成ダイヤが人気に
宝石の王様とも呼ばれる憧れのダイヤモンドですが、今、市場ではある変化が起きています。
10年ほど前から宝石市場に流通し始めた「合成のダイヤモンド」。最近、人気が急上昇しています。
ダイヤモンドを取り扱う「PERFECT」の石田茂之代表によると、天然のダイヤモンドは生成されるのに30億年かかりますが、合成のダイヤモンドはおよそ2週間で作れてしまいます。この期間が価格に大きな差を生み出しています。
「天然は120万から130万円(小売価格)だと思う。合成が多分10万円(小売価格)とか」
お買い得な合成ダイヤの盛り上がりは、ダイヤモンド市場の活性化につながると期待します。
(2026年1月15日放送分より)




