「庶民のマグロ」とも呼ばれるビンチョウマグロが豊漁です。千葉の銚子漁港では、今年一番となる2107本が水揚げされました。100グラム108円という安さで売る鮮魚店も現れました。
房総沖1000本超え5日連続
ほんのり白みがかった、淡いピンク色の身のビンチョウマグロの刺し身。とてもモチモチとした触感で、あっさりしていますが、甘みもしっかりとあって、口にスッと広がってくる感覚です。
15日午前7時30分に、千葉県の銚子漁港を訪ねると、すごい量のビンチョウマグロが続々と並べられていました。
房総沖の近海、はえ縄漁でとられたばかりのビンチョウマグロ。船の上でしめられた後、鮮度を保ったまま港に運ばれます。
15日は2107本、合わせて27トン。今年一番の水揚げでした。銚子漁港では今月に入って豊漁が続き、水揚げがあった5日間連続で1000本を超えています。
15日、地元の鮮魚店は400本競り落としました。すぐに港近くの加工場に運ばれます。
「ビンナガと言うので、ひれが長いのが特徴」
特徴は何といってもこの胸びれ。ビンチョウマグロは回転ずしで「ビントロ」の名前で親しまれ、ツナ缶の原料にもなる身近なマグロです。
水揚げからわずか5時間、解体されたマグロを柵に切り分けていきます。
「(Q.おいしい柵の見極め方は?)脂がのっているところですね」
マグロとしてはさっぱりしていますが、鮮度が高いものは甘みを強く感じることができます。
100g108円で販売も
15日の価格は100グラムあたり108円。刺し身用の柵が300円から600円ほどで売られていました。店には次から次へと買い求める人がいました。
「めちゃくちゃ安いんですよ。700円切っていますね。子どもがいるが、他の刺し身より食べやすいみたい。魚臭さがそんなにない、新鮮だから」
「すごく安いです。ビンチョウはあっさりしていておいしい」
都内では100グラムあたり300円から400円ほどで売られることが多いのですが、豊漁と市場からの直送で低価格を実現しています。
店の人気商品はネギトロです。ビンチョウマグロ8、本マグロ・メバチマグロを2でブレンドしたマグロ100%。本マグロやメバチマグロを混ぜることで、ほどよく脂が加わっています。こちらは400グラム入って648円です。
※価格は変動します
ネギトロはとても滑らかで、いくらでも食べられてしまう、そんなおいしさがあります。
マヨネーズで大トロの味?
マグロの目利き18年の石川さんがおすすめの食べ方を教えてくれました。
実際に食べてみると、とても濃厚で、マヨネーズを付けることによってコクが出て、まるでトロみたいな味わいです。
17日からは隣接する食堂も営業を開始します。
(2026年1月16日放送分より)





