最近のカメラはどんどんきれいで便利になってきますが、そんななかであえて不便さを楽しむことが若い世代を中心にウケています。懐かしさも感じられる「エモい」世界を取材しました。
おもちゃとデジタルの機能
およそ2億画素を誇る最新のスマホカメラとは真逆の魅力、あえて数百万画素レベルでレトロな雰囲気の写真が撮ることが、若い世代を中心に「エモい」とブームを生んでいます。
それを可能にするのが、おもちゃのカメラとデジタルカメラの機能を持ち合わせたトイデジタルカメラ、通称「トイデジ」です。形は懐かしいカメラのフィルムのようだったり、基盤むき出しの状態だったりと特徴的です。
都内のファッションビルをのぞいてみました。
台湾で人気の雑貨を集めたポップアップイベント。コーナーの一角で展示されているのが台湾発祥で、今日本でも注目され始めたトイデジ「ペーパーシュート」です。
むき出しの基盤に搭載されているのは、レンズとシャッターボタン、SDカード挿入口などカメラに必要な機能のみで、重さは100グラム程度と実にコンパクトです。
「なんか不思議。不思議な感じ。これがカメラなんですか?」
「どうやって写真を撮るのと質問などをいただいて、面白い、かわいいっていうような声を多数いただいている。今、すごく人気の商品となっている」
撮った写真を確認できる画面もないため、撮影したその場ではどう撮れたのか分からない不自由さも受けています。
前川つぐみさん
「わざわざ感だったり、ちょっとひと手間だったりとか、昔のようなレトロカメラなところが、日本ではすごくはやっている」
日常の何気ない風景もトイデジで撮影すれば「エモい」写真になるため、SNSでは若者を中心に投稿が増えています。実際に10代から30代の購入が多いそうです。
去年の10倍売り上げ
キーホルダーとして携帯できるトイデジ「スナップロール」。わずか22グラムでお値段7014円(※)です。こんな見た目でも、200万画素の淡い写真をしっかり撮ることができ、動画撮影も可能なんです。
※21日午後2時時点の価格
手を伸ばしやすい価格ということもあって、子どもから高齢者まで幅広い層に支持を得ています。
「グッと伸びて、前年比の約10倍売り上げている。本当にトイデジというのは、すごく人気なんだと実感。これからもブームは続いていくのではないか」
(2026年1月22日放送分より)



