経済

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2026年1月23日 20:15

プルデンシャル 詐取など31億 “手口は様々”組織的な関与は?

プルデンシャル 詐取など31億 “手口は様々”組織的な関与は?
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 顧客から31億円のお金をだまし取る問題が発覚しているプルデンシャル生命が23日午後、会見を行いました。組織的な関与はあったのでしょうか。

“手口は様々”組織的な関与は?

プルデンシャル生命保険
篠原慎太郎専務

「金銭に対する執着が強い人間を引き付けてしまう。そういうことが問題だと思っています」

 「金銭への執着が強い人間を引き付けた」とは、どういうことなのでしょうか。

 熊本の20代の元営業社員は、こう持ち掛けたといいます。

「社員しか買えない株があり、絶対利益が出て元金は保証するから、お金を預けてくれないか」
熊本支社 20代元営業社員
熊本支社 20代元営業社員

 顧客に、プルデンシャル生命の社員持株制度の名称を使い、3人から約720万円をだまし取ったということです。

プルデンシャル・ホールディング・オブ・ジャパン
ブラッドフォード・オー・ハーン社長

「皆さんの信頼を取り戻すために全力を尽くします。今回の件について、心からおわび申し上げます」

 23日午後会見を行ったプルデンシャル生命。不正行為に関わった社員は100人以上。被害額は約31億円。被害に遭った客は500人を超えています。

プルデンシャル生命保険
間原寛社長

「主に契約をお預かりした時点で報酬が立ち上がる。そういう制度になっております」

 原因の一つとして挙げたのは、営業社員への報酬制度。

原因の一つとして挙げた報酬制度
原因の一つとして挙げた報酬制度
プルデンシャル生命保険
得丸博充次期社長

「報酬の変動が大きい。短期間で大金を手に入れやすい。加えてコンプライアンス遵守(じゅんしゅ)の動機付けがない。新契約がお預かりできないと、活動や生活資金の不足となる。こういった課題があると認識しています」
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1991年の事案も…

 例えば汐留支社の30代の元営業社員は、プルデンシャル生命の申込書類や、社名が記載された書面を利用して投資を持ち掛けましたが、それは架空の金融商品でした。

客に返金されず
客に返金されず

 中には、「自分は資産運用の専門家であり、投資で資産を築いた実績がある」「高配当を得ることができる」などと言って、金を預けさせ返金しなかったケースも。

 今回の調査では、1991年という古い事案もありました。

 記者からは、こんな質問が飛びます。

プルデンシャル生命保険 コンプライアンス統括
永瀬亮氏

「(Q.“手口の共有”は全くなかったのか?)例えば1つの支社で、多くの事案が発生しているというわけでもございません。同じような商品を客におすすめしている、というような特徴もございません。そういったところから、手口のいわゆる共有はないと、また組織立った動きはないというふうにしております」
「そうした事例は確認していない」
「そうした事例は確認していない」
篠原専務
「(Q.不正により売り上げや業績、賃金が上がることは?)そうした事例は確認していない。会社に入ってくる金でもないですし、彼らが消費したと推測している」

 プルデンシャル生命は、補償委員会を立ち上げ、営業社員が在職中に行った金銭不祥事について損害を全額補償するとしています。

(2026年1月23日放送分より)

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