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高市早苗総理大臣の為替を巡る発言から、3日も円安が進み、政権内からも火消しの声が上がるなど波紋が広がっています。インフルエンザが再流行の兆しを見せるなか、円安の影響で薬不足が加速する可能性も出てきています。
「一般論を述べた」片山大臣
「総理は円安が経済に与える影響について、国民生活や事業活動の負担を増加させるマイナス面がある一方、国内生産の製品が海外に輸出しやすくなる。企業の売り上げが改善するプラス面もある。教科書に書いてあることを申し上げた。特に円安メリットということを強調しておりません」
3日、片山さつき財務大臣は、演説での高市総理の“円安でホクホク発言”について「一般論を述べたものだ」との見解を示しました。
「今、円安だから悪いって言われるけれども、輸出産業にとっては大チャンス。円安で助かっているのが外為特会。これの運用、今、ホクホク状態です」
先月31日の演説後、円安を「肯定している」などの批判を受け「『為替変動にも強い経済構造を作りたい』との趣旨で申し上げた」とSNSで釈明した高市総理。
先週、およそ3カ月ぶりに円相場が1ドル152円台まで上昇する局面もありましたが、総理の発言後、円を売る動きが強まり、3日は一時1ドル156円台まで下落しました。
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「薬不足するかも」薬局
円安が薬不足につながると懸念する声も上がっています。
有明ファミリー薬局 薬剤師
小林和正さん
「欠品しているのが、この上から4つの薬ですね 。あと下の薬ですね。こちらも左から5つの商品が不足しております。欠品している商品は主に抗生物質だったり、おなかの調子を整える整腸剤だったり。抗生物質とか急性の風邪の薬が多いような状況」
小林和正さん
「欠品しているのが、この上から4つの薬ですね 。あと下の薬ですね。こちらも左から5つの商品が不足しております。欠品している商品は主に抗生物質だったり、おなかの調子を整える整腸剤だったり。抗生物質とか急性の風邪の薬が多いような状況」
薬棚には、「欠品」や入荷しづらい状況であることを示す「出荷調整中」と書かれた表示がありました。
「海外から薬の原料を輸入して作っている薬は、やはり輸入するコストが上がるため、薬が出荷調整になってしまうことがある。円安によって薬が足りなくなるようなというような現象が起こる。薬の不足はだいたい3年くらい前から慢性的に続いているような状況。インフルエンザとか感染が増える時期は、さらに(薬の)不足が悪化する」
この薬局では、患者の欲しい薬がない場合には、事情を説明して在庫がある薬で代用してもらうなどの対応を取っているといいます。今後については…。
「(円安で)仕入れコストが上がってくるため、なかなか(薬価が)値上げができないと。(薬局の)経営状態がより圧迫されるような状況につながる。薬局としては、より不足の状態が続くことが懸念」
(2026年2月4日放送分より)
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