今回は、多くの人が訪れる横浜中華街の新常識をお伝えします。中華街大通りから一本入った路地裏にあるグルメや、手軽に食べられるワンハンドグルメ。さらに、中華だけではなくインド料理やシンガポール料理などの異国のグルメも!新常識の理由とは何なのかを追跡!
“路地裏”がアツイ!
17日から中国の旧正月「春節」。「横浜中華街」はこの時期、春節を祝い、大いににぎわいます。
「どれがおいしいのかな、ここがおいしいかなって考えながら歩くのが楽しい」
アメリカから来た人
「チャイナタウン・イズ・ベリーナイス」
今回は、あなたに教えたい横浜中華街の“新常識”。1つ目は…。
「路地裏の方が見ていて楽しい」
愛知から来た人(50代)
「ちょっと横に入った所に、あっこんな店があるんだ」
そう、実は今、「横浜中華街」は、メイン通りから一本入った“路地裏”がアツイ。絶品グルメが増えているんです。
4年前にオープンした創作中華のお店「澤園」です。はるばる富山県から来たという女性たちがいました。
「TikTokで調べた」
「黒チャーハン食べたいねって」
「黒チャーハン」は、中国の甘味があるたまりしょうゆ「ラオチョウ」で味付けした伝統料理。このお店では「サーチャージャン」という、うま味豊富な魚介の調味料でアレンジしています。
「あっおいしい、おいしい」
「こういうチャーハン作ったことがない」
ここで、隣のテーブルが気になり出した2人。
「見た目がキレイ」
常連客
「見た目がすごく新しい感じ」
気になっていたのは、このお店のオリジナル料理「車エビのマヨネーズ和え」。注目はエビの下の器。何だと思いますか?揚げたエビをマヨネーズに和えたら、ポテトチップスに乗せているんです。新食感の中華料理です。
「マヨネーズがエビとすごく合っている。新しい感じ。なかなか食べたことがない」
さらに、気になる料理が。豚肉と青唐辛子を炒めた中国南部地方の伝統料理。注目は、石のプレートに乗せるスタイル。卓上コンロで加熱してアツアツの状態でいただくんです。
自家製の辛味ソースで味付けしたウマ辛風味がクセになるひと品。バターで焼いたナンに包むのはこのお店オリジナルの食べ方です。
SNSを見てきたという中国・福建省から来た女性はこう話しました。
「豚肉と青唐辛子の炒め物は中国にもありますが、このクレープみたいなモノに包む食べ方は初めてです」
「私が暮らす福建省でも出したら受けると思います」
作って食べる麻婆豆腐
横浜中華街の“新常識”。話題の路地裏グルメはこちらにも。路地裏に店を構えておよそ20年になる「美心酒家」。本格的な香港料理が自慢です。
「大海老のカニ肉あん掛け」は、カニ肉と卵白のあんに大ぶりのエビをからめた香港料理。「エビワンタンメン」はエビの点心が入った看板メニューです。実は今、このお店の“ある路地裏グルメ”が話題になっています。
「インスタで人気。麻婆豆腐を食べたくて来ました」
横浜在住
「作って食べる瞬間が面白い」
作って食べる麻婆豆腐?注文した家族に見せてもらおうとしたら…。
両家の初顔合わせの場に、すみません…。と、そこへ、店員が土鍋を持って来ました。
まず加熱した土鍋に、にがりが入った豆乳を入れます。フタをして5分間待ちます。すると、固まって豆腐に。麻婆は、ひき肉やタマネギなどを炒めてから独自の味付けを。自家製ラー油や豆板醤(とうばんじゃん)、オイスターソースなどを入れて仕上げています。この特製麻婆をかけるんです。
「麻婆豆腐になりました」
これぞ、話題の路地裏グルメ「麻婆豆腐花(マーボトーフファー)」。豆乳を固めてからいただくひと品は、まさに、作って食べる麻婆豆腐。多い時は1日およそ80食も出る人気メニューです。
「なめらか。お豆腐が絹どころじゃなくてソフトクリームみたい」
夫
「程よい辛さ」
このお店の「麻婆豆腐花」はおよそ20年前に生まれました。それが突然話題となったキッカケがありました。
「僕TikTokやっていて、この店出したら78万回再生しちゃって混み出した」
常連さんがSNSに投稿したところ、お客さんが2倍に増えたそうです。
「ラッキーかな、ハハハ」
お土産にも!人気スイーツ
この日、メイン通りから一本入った路地裏に行列を発見しました。その数20人。9割が女性客です。果たして、お目当ては?
去年オープンした「パティシエール状元樓」。みなさんのお目当ては中華版アフタヌーンティセット。ルイボスティを飲みながら、スイーツや点心が合計13点いただけるぜいたくなセットです。
「これがおいしそう、肉まん。あと“チーズ月餅(げっぺい)”のミニ」
多い日は200個を売り上げるという「チーズケーキ月餅」。レアチーズケーキとあんこなどを挟みこみ、伝統的な焼き菓子「月餅」を洋風にアレンジしています。「チーズケーキ月餅」だけを買いに来る人も多いそう。
「口どけが良い。月餅の生地めちゃめちゃサクサクしている」
「うまい」
静岡県から来たお父さんもパクリ。
今月からミニサイズセットも新発売。お土産にピッタリ。これまで以上に話題になりそうです。
ナゼ路地裏にお店を?
「横浜中華街」に、なぜ“路地裏グルメ”が増加しているのでしょうか?こちらは14年前にオープンし、行列店に成長した「ちまき屋」です。ナゼ路地裏にお店を?
「表に行くとまず物件が空いていない。家賃も非常に高い。桁が一個違う」
路地裏で生き残るために着目したのが、中華街ではほとんど扱う店がなかった台湾南部に伝わる「ちまき」です。これが大ヒット。
「横浜中華街」で路地裏が注目されているのはアイデア勝負のお店が多いからなんです。
新ワンハンドグルメ増加
「横浜中華街」2つ目の“新常識”は、新たなワンハンドグルメが増加中なんです。
こちらは、今や知らぬ人がいないワンハンドグルメ「チャーシューメロンパン」ですが…最近は外国人もとりこにしています。
「これは台湾にはないですね。チャーシューもおいしい」
多い日はおよそ3000個も売れるそう。
こちらは「富泰楼」。「変面ショー」が楽しめるお店です。ここに新たなワンハンドグルメがあります。
「大きくて魅力的だった」
およそ30センチもある「イカの丸揚げ」。台湾の夜市の定番グルメが上陸。中国の山椒「花椒(ホアジャオ)」やシナモンなどで味付けしています。
「すごくサクサクしている」
「日本ではあまり味わえない味かも」
この日、チャイナ服の女性に遭遇しました。
「きょうはね、旧正月で私たち練習を行っているの」
女性たちは春節を祝うパレードで行進するといいます。
「コレおいしそう」
去年10月にオープンしたこのお店にも新たなワンハンドグルメがあります。中国・四川省ではやっているという「ボーボージー」。ピリ辛ダレにつけた鶏肉やレンコン、湯葉など8種類の味が楽しめます。
2カ月前に発売されたばかりの新ワンハンドグルメです。
「結構本場に近い辛さ。寒い日にはちょうどいい」
話題の「エッグコーヒー」
「横浜中華街」の“新常識”、その3。実は今、中華だけではなくインド料理やシンガポール料理など異国のグルメも増加中です。
「カフェ ジャン」はベトナムの首都ハノイに本店を持つカフェです。ここに話題のコーヒーがあります。
「とても珍しい。卵?みたいな」
アメリカから来た人
「このコーヒーはSNSですごく人気になっているんです」
彼らのお目当ては「エッグコーヒー」。その名の通り卵を入れたコーヒーなんです。この「エッグコーヒー」を出しているのは、世界で4店舗だけとあり、わざわざ飲みにくる外国人も多いんです。気になるお味は?
「プリンを作る前の状態みたい」
愛知から(50代)
「すごいまったり、濃いコーヒー」
「スイーツですよね」
ベトナムでは戦後、ミルクが貴重品だったため代わりに卵を入れたのが「エッグコーヒー」の始まりだといいます。こちらは去年の年末に、ベトナムで「エッグコーヒー」を飲んだという神奈川在住の夫婦はこう話します。
「こっちの方が甘くて濃厚」
「ここの方がおいしい」
横浜中華街は3月3日まで春節イベントを開催中です。
(2026年2月17日放送分より)























