日本最大級の生活雑貨の国際見本市「東京インターナショナル・ギフト・ショー」。これから世に出る“超”最新便利グッズが続々登場するグッズの祭典を舞台に、かっぱ橋の名物社長「飯田屋」の6代目・飯田結太社長(41)による“お宝新商品”探しに独占密着しました。
世界も注目するグッズの祭典
東京・有明で開催された日本最大級の生活雑貨の国際見本市。国内外およそ3000社が集まり、新商品をお披露目するグッズの祭典です。
かわいらしいマグネットの鳥は、輪ゴムを掛けると、トリの巣に!
さらに、インテリアにもどうです?ソーラーパワーで泳ぎ続けるマグロなど様々なジャンルのアイデアグッズが目白押し。
「この展示会のために日本に来ました。日本の伝統的な文化やグッズが大好きなんです」
世界も注目するグッズの祭典。その会場には、この人も来ていました。
「いろいろな料理道具を扱っているけど、まだまだ世の中にはメーカーがある。その作り手と出会えるのがこの展示会」
東京・かっぱ橋にある料理道具店「飯田屋」。8500点以上をそろえる老舗の6代目・飯田社長。新商品を探す社長にとってこの巨大展示会は、まさに“お宝探しのワンダーランド”です。
「進化系」3本指ミトン
早速、目をつけたのは…。
何が進化系か、分かります?
3本指ミトンの両面の白い文字はシリコン仕様で、滑り止めに。さらに、細い竹串だってつかめます。茶碗蒸しの仕上がりも、ミトンを外す手間なく確認できちゃいます。
実は、去年ごろから電子レンジ関連商品が売り上げ急増中だといいます。
「お年寄りも増えているので温めるだけの料理も増えている」
「これ欲しい。早く飯田屋に置きたい。いや〜これ知らなかった」
ありそうでなかったグッズ
会場には、こんな「ありそうでなかった」アイデアグッズが目白押し!
こちらは、やかんなのですが、平たい形に秘密があります。取っ手を折りたたむと、ぺったんこ。
四角い形で、高さは8センチと超薄型。例えば麦茶の場合、他の容器に移さず冷蔵庫に入れても、ピッタリ収納できます。重ね置きができ、デッドスペース知らずです。
「スゴいですね、これ。ハハハハハハハハ。コレはないですね」と、この日、飯田社長が大はしゃぎしたのが白いグッズ。実は、チャック付きの袋を一発で閉めるためだけに生まれた、遊び心あふれるグッズなんです。
「閉まってないんじゃ…という心のわだかまりを取るための商品」
指でプチプチ閉めればいいのでは、というなかれ。
合体!変身!の二刀流
今、キッチングッズ業界でブームなのが、マルチ機能の二刀流アイテム。
オシャレなお皿に見えますが、なんとそのまま直火にかけられるんです。煮る、炊く、蒸すと様々な調理もできるスグレモノ。
面倒でフライパンのまま食べちゃう、なんてこともありますが、これなら調理してそのまま食卓へ…洗い物も減らせます。
早速、実際に試してみる飯田社長。一番のオススメは炒め物です。
その秘密は、350ミリ缶とほぼ同じ軽さと、薄く熱伝導率の高いアルミ素材にあります。
さらに、あのおなじみの調理器具も二刀流に進化していました。
見た目は普通のカセットコンロですが、五徳を取ると…。
「寒い時はこっちに変えてストーブ」
「ハッハッハッ。スゴいですね」
なんとカセットコンロが、ストーブに変身するというトランスフォーム型。新たな防災グッズとしても注目です。
さらに、コンロの新たな“相棒”も開発中。それがこの秋発売予定、コンロ専用の「パン焼き器」です。
「よくご存じですね」
「それをさらに進化させている。革新的」
付属のトングはパンをひっくり返すだけでなく、この穴に差し込めば、持ち手に早変わり。
気になるお味は?
伝説の実演販売士が登場
巨大グッズの祭典には、この人もいました。
「有名な方の顔が見えてきましたね」
通販番組で一日に2億円を売り上げたという伝説の実演販売士、レジェンド松下さん(46)です。その周りには、常に多くの人だかりができています。
「これを持ち上げるとトロンと」
「オォ〜スゴい」
思わず拍手が上がっていたのが、新商品の透明なせいろ。
「せいろが今ブーム。ヘルシーだし、入れて10分蒸すとなんでもおいしくなる。ただこの(従来の)せいろはめちゃくちゃ扱いが難しい」
従来のせいろは、カビやお手入れの難しさがありますが…。
セイロの常識を覆す、お手入れのしやすさ。さらに…。
「ガラスっぽく見えるけどTPXという素材。熱に強くてこびりつきにくい素材」
そんな伝説の実演販売士も、この祭典の常連。
レジェンドさん注目の逸品
注目は、キッチングッズだけではないといいます。
「ここまでラクに履けちゃうよって」
一見、普通のスニーカーですが…その実力は。
スッと履ける秘密は、かかとの上の特殊構造。かかとで踏んでもしなる柔軟性がありつつも、適度な反発力で自然と元に戻るんです。
レジェンドさんも今、人気の二刀流グッズに注目しています。
「通常はハンカチとして使っていただいて」
こちら、ハンカチの他に何に使えるか分かりますか?ヒントは、裏側に内蔵されたこのストラップ。これを首にかけると、ナプキンやエプロンに変身。さらにこちらは…。
「パッと見、普通のクッション。いくわよ?いくわよ?ここのチャックを開けていくと…寝袋になっちゃう」
普段はクッションとして使い、いざという時には寝袋に早変わり。
フカフカの枕付き、確かにありそうでなかったですね。
そんな伝説の実演販売士が今回最も驚いたというのが、こちらのオシャレな掃除機。その理由が。
皆さんおなじみのキッチンペーパーが、掃除機の紙パックとしても使えちゃうんです。
海外からも熱視線!
そんなグッズの祭典には、外国人の姿も。オーストラリアで貿易会社に勤めている男性(57)はこのように話します。
外国人にはやはり、日本らしさを感じるグッズが人気ですが、特にやさしい香りのニッポンのお香は海外でブームだとか。さらに、お香をインテリアとして楽しむグッズも。雲が雪山に流れ込むかのような神秘的な世界です。
さらに、本場アメリカ人が感動したというのが、トースト専用のお皿。お皿の凹凸がトーストから出る蒸気を逃がし、パンに付かないようにしてくれるので、サクサク食感をキープします。
「パンがシナシナになるのがずっと悩み。日本のグッズは素晴らしい」
お宝探しクライマックスへ
飯田社長が、新商品のお宝探しを始めて、6時間…。
できるだけたくさんの新商品に出会うべく、展示会をハシゴ。
一見、普通の保存容器ですが、なんと直火調理ができるんです。もちろん、電子レンジにも使えるので、まさしくズボラさんの救世主。
こちらの和せいろにも秘密が。進化の秘密はこの十字の木ぶた、分かりますか?
持ち手が一本だと置いた時に傾いてしまいますが…。
「十字だと安定して置けるので、この上にせいろを置けます」
十字に組むことで逆さまに置いても安定するので、せいろの受け皿としても使える二刀流。
そしてこの日、飯田社長が「一番感動した!」と絶賛だったのが“日本が誇る発明スタジオ”と社長が注目する新潟県燕市の「曙産業」。去年のギフト・ショーではベビーチーズを切るためだけのカッターをお披露目。他にも、切りもちを一口サイズに分けるアイテムや、のり専用のシュレッダーなどを手掛けた、アイデアグッズメーカーです。
「今回は?」
「ちょっと攻めた感じ。新型のコメとぎボウル」
「真ん中を押していただくと…」
「おコメ1粒も落ちない。水だけ落ちました。革命」
ボウルの底から、おコメを研いだ水だけが華麗に流れていきます。秘密は、ボウルの底にあるポコポコ押せる部分。すると、底の栓が開いて、水だけを流してくれるんです。
「ボウルを傾けるのがイヤ。おコメちょっと落ちちゃう。あれがすごくストレス。おコメをとぐのでこんなにテンション上がったこと、今までの人生でない」
(2026年2月26日放送分より)

















