物価高の時代に衝撃の“ワンコイン以下”のグルメを追跡しました。
原料費が高騰している中で、学生に限り麺2倍無料のサービスや、税抜き100円台の激安お弁当など様々なグルメを紹介しました。一体どのようにして低価格で料理を提供することを実現したのか?さらに追跡すると驚きのこだわりがありました。
「安い、うまい」ではなく…
神奈川県川崎市にある「星川製麺 彩」。
お店を切り盛りするのは、女将の松藤和子さん(63)と、星川政光さん(59)。実は、2人は姉弟です。
「けんかしながら、ここまで来た」
ワンコイン以下グルメはおよそ20種類。「正油ラーメン」が320円。「天ぷらそば」は380円。ワンコイン以下のメニューが豊富なのも人気のヒミツです。
食べる場所は店の中と、外に18席あります。
「安いよ」
「量がスゴイ」
「ラーメンは、ここでしか食わない」
「お金がない学生には最高」
「おまたせしました」
うわさを聞きつけ、東京から来た男性。
「焼きそば」は人気No.1メニュー。いまどき屋台でも見ない、たったの250円。「焼きラーメン」は目玉焼きやチャーシュー、紅ショウガやメンマなど盛りだくさんで420円。
あまりに安いため、「焼きそば」と「焼きラーメン」を頼んだ男性。
安さの秘密は?
うまくて安い秘密は、店舗の裏手にありました。
実はこのお店、明治30年に創業した製麺所が直営しています。流通コストを削減できるため、低価格を実現できるというワケです。
「『安くていいんですか?』ってお客さんがおっしゃるから、『今度、募金箱置いておきますね』って言うのよ。本当にそういう気持ちになる時もある。大変で」
原料費が高騰しているのに、こんなサービスもあります。
なんと学生に限り、どのメニューも麺2倍は無料。
「(Q.きょうは何倍?)3倍」
「肉焼きうどん」なら、3倍にしても430円。余裕でワンコイン以下です。
「ごちそうさまでした。おなかいっぱいです」
「4倍にすれば良かった」
常連さんたちが下支え
こちらは、顔なじみの様子。
「夜、食べちゃダメだよ」
「うん」
「(Q.常連さん?)超常連。おじいちゃんタイプ好きだから。カワイイじゃん」
こちらは5年来の常連、石井さん。
「うん。おいしい」
石井さんが注文したのは、ワンコインをちょっとオーバーした「辛みそラーメン」。
火曜日と金曜日に来店する常連の石井さん。
「はい、お待たせ」
「待ってました」
この日も、ワンコインをちょっとオーバーしたラーメンを注文。ワンコイン以下グルメは、こうして常連さんたちが下支えしているんですね。
「大晦日は毎年、手伝ってくれる。ボランティアで」
「(Q.バイト代なし?)はい」
「当たり前じゃないの」
「もうけなくなっちゃうよね」
100円台も?衝撃の弁当
続いては、衝撃の“ワンコイン以下弁当”。
「安い。コンビニで買うより全然安い」
「弁当を買って皿に盛り付けて、こっそりズルしている」
「ワンコイン以下。こんなことは、ずっとやってほしい」
神奈川県愛川町にある「ごっつぁん弁当」。日替わりで、およそ15種類の激安弁当が並びます。
「ボリュームがすごくある。すごく助かる」
「(Q.結構、買うんですね?)(息子が)大きいから」
安いのでお弁当を6個も購入。一番人気のお弁当は?
「のり弁。いつも決まってコレ」
多い時は、1日130個を売り上げる「のり弁デラックス」321円。おかずは4種類。「ちくわの磯辺揚げ」「唐揚げ」「白身魚のフライ」「コロッケ」までついて300円台です。
「おいしいし、安い」
「この時代とは思えない」
こちらの親子は3個のお弁当を847円で購入。ピクニックへ。
「おいしい、おいしい、おいしい、おいしい、おいしい」
「これで1000円で収まる」
常連客(30代)
「1000円で収まるから、この物価高には助かる」
さらに、衝撃のお弁当があります。
「今、コンビニとかに行ったら、おにぎり1個で200円〜250円。のり弁1個買えちゃう」
こちらの「のり弁」は税込み213円。税抜きなら100円台。毎回10個限定です。
“激安のり弁”を手に取った男性は「のり弁だけだと少ないから、もう1個追加しようかなという感じ」と話します。
女性も2種類の「のり弁」を購入。息子さんと食べるそう。
「揚げ物だと家でやるのが大変。後片付けも大変。できているのが一番おいしい」
「これだけの種類があって、この価格でやっている企業努力」
「感服」
安さの秘密は“企業の賛同”
一体、なぜこんなに安いのでしょうか?
「企業が安く食材を提供してくれるので成り立っている」
物価高のあおりを受ける人たちの力になりたい…その思いに賛同した企業が、安く食材を提供してくれるといいます。
ワンコイン以下のお弁当は現在およそ10種類。食材の無駄をなくすため、その日に作ったお弁当はその日に売り切ってしまうのも安さにつながっています。
「人気の弁当はすぐ売れる。開店直後に来ないと、欲しいものが買えない」
この日は、午後3時過ぎには完売していました。
「あっ、これしかない」
「(息子が)コレだから、だから助かるの」
(2026年3月3日放送分より)














