今月末で、およそ35万人の携帯電話が使えなくなるといいます。転機を迎える“ガラケー”。そこで街の皆さんに聞きました。あなたの携帯電話、今何台目ですか?
“ガラケー時代”ついに終幕
「(Q.今の携帯電話何台目?)多分10台以上。先が大きい丸いのがついてるアンテナ。ちょっと覚えていないけど目立つ感じ。びよーんって」
「ガラケーが3台。スマホが2台。私はなかったが折り畳み式だったので、バキッと割る人が結構いた。伸ばした瞬間に勢い余って」
当時の話が止まりません。携帯電話は思い出の宝庫です。
「(Q.今の携帯電話何台目?)8台。ガラケーが4台。スマホが4台」
40代の男性は当時、ガラケーをカスタムして楽しんでいました。
バリ3。電波の強さを表す懐かしい響きです。2000年代は携帯電話が爆発的に普及した時代。それゆえに、こんな失敗も…。
続いて出会ったのは、これまでに10台以上の携帯電話を使ってきた2人。携帯電話はただの通信手段ではなく、個性を出すアイテムだったそうです。
「年季が入っていて10台以上。だいたい6〜7台がスマホ前」
「出身は田舎だが携帯よりも重いストラップついていた。こんなにスマホがあるなかバーって詰まってました。電池パックにプリントシール。なつかしい」
携帯電話にプリントシール。当時の若者の定番でした。
ガラケーの普及をきっかけに爆発的に広がったメールにも、懐かしい思い出が…。
「今は『とりに行く』って言葉ないよね。『とりにいく』って言葉すら久々すぎて分からない」
「ハッピーニューイヤーの時、メール送りすぎて全然届かない」
35万人のケータイに転機
練馬区で行われているスマホ教室。そこに通うシニアにも聞いてみました。
「(最初は)こんなに便利なものはないと思ったけど、ただそれを持っているのがちょっと怖い気もした」
初めて携帯電話を手にしたのは50代前後だったという男性。一体何が怖かったのでしょうか?
「(Q.スマホ使ってみてどうですか?)こんな便利なものはない。本当に便利だと思う」
「つながる恐怖」が、「つながる安心感」へ。今では夫婦でスマホ教室に通っています。そのきっかけは妻の失敗体験だったそうです。
今回のスマホ教室のテーマは地図アプリの使い方でした。参加者で最年長の女性にも話を聞いてみると…。
ガラケーに出会ったのも還暦を迎えてから。そのため、記憶に残る夫婦のやりとりもメールではありません。
コロナ前から練馬区民を対象に無料で開催しているスマホ教室。今年に入り、参加者が増えているといいます。
「周り(家族・親族)から『そろそろスマホに変えようね』って。きのう(スマホを)買ったばかりの人が結構いる」
その理由が「3Gサービスの終了」。今月いっぱいで35万人の携帯電話が使えなくなります。
3Gとは2001年からNTTドコモが提供してきた通信規格です。3Gの登場から、携帯電話が音声通話だけではないものに進化しました。
「3Gの登場は携帯電話モバイルの世界を大きく変えました。iモードはこの世代にはびっくりする発明。今までのインターネットはパソコンでしか使えないと思っていたものが、自分の携帯電話でiモードを使える。また同時にメールが同時に文字のメールを送るだけではなく、スタンプや写真つきのメールを送受信できるようになった。それが現在の4G・5Gのスマートフォンへつながっていく」
今では、3Gより優れた通信規格が普及。利用者の減少に伴い、今月末にサービスが終了します。
3G回線の契約者は今月11日時点でおよそ35万人。昔ながらの携帯電話、いわゆるガラケーは今後どうなるのでしょうか?
機種変更手続きをせずに自動解約になると、長年使用した電話番号も消滅します。NTTドコモはスマホ教室などを通じて3Gサービス利用者に注意を呼び掛けています。
ガラケーを中心に昔の携帯電話が使えなくなることに街からは…。
「私たちはポケベルからガラケースマホの時代を生きているので。年齢バレちゃいますけど、あっという間。(昔は)連絡の電話とメールができればいい時代。今は皆下(スマホ)を向いていません?上を向こうと。空を見た方がいいと思う。私は」
(2026年3月16日放送分より)





