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テレワークなど働き方が多様化する中、働く場所も多様化しています。オフィスでも自宅でもない「第3の働く場所」を取材しました。
コワーキングスペース需要増加
東京・杉並区の高円寺にあるスペース。その名も「原稿執筆カフェ」です。
来店すると、まず渡されるアンケート。記入を求められるのが「作業の目標」です。その目標を達成しないと帰れないのが、このカフェのルールです。
このカフェは、事前に監視度合いのレベルを選択できます。
「マイルド」は声をかけず、「ノーマル」は店長が1時間ごとに進捗(しんちょく)確認をします。「ハード」は進捗確認に加えて、店長が座席の後ろに立ち、利用者に作業を促します。
具体的な目標を書くことで、集中力や緊張感を高めるのが目的です。
原稿執筆カフェ 川井拓也店長
「『家よりはかどった』『2倍3倍の目標を達成できた』と言われるので、とてもうれしい」
「『家よりはかどった』『2倍3倍の目標を達成できた』と言われるので、とてもうれしい」
オフィスでも自宅でもない、共有型のワークスペース・コワーキングスペースの需要が今、高まっています。その数は年々増加傾向。5年前と比べて2倍以上に増えています。
大都市政策研究機構 三宅博史主任研究員
「新しい出会いや刺激を求めて、コワーキングスペースを一度使ってみたいという需要。新しいアイデアが生まれるのではと」
「新しい出会いや刺激を求めて、コワーキングスペースを一度使ってみたいという需要。新しいアイデアが生まれるのではと」
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経営する側のメリットは
墨田区にあるコワーキングスペース「ワークシネマパラダイス」では、他の人との交流から仕事を発展させることができるのが魅力の一つです。
エッセイ漫画を描いている女性。現在はアルバイトをしながら本業にすることを目指しています。
このスペースをきっかけにプロの漫画家と出会い、協力して小学生を対象にした漫画教室を開催することができました。
漫画家
「居場所ができたのがすごくうれしい。一人で描くことが多かったので、日々の質が上がっている感じ」
「居場所ができたのがすごくうれしい。一人で描くことが多かったので、日々の質が上がっている感じ」
採算性など経営する側のメリットはあるのでしょうか?
三宅主任研究員
「空きスペースと椅子、テーブル、コピー機などの事務用品があれば一応開業できるので、新規事業参入しやすい業態。すごくもうかるわけではないが、スペースを寝かしておくよりは何らかの利益を得ることができる。そういう事業の魅力がある」
「空きスペースと椅子、テーブル、コピー機などの事務用品があれば一応開業できるので、新規事業参入しやすい業態。すごくもうかるわけではないが、スペースを寝かしておくよりは何らかの利益を得ることができる。そういう事業の魅力がある」
ただし、参入しやすい分、差別化を図る必要があるといいます。
「あなたのこういう課題に応える、あなたの趣味に応えるという、特徴を際立たせる戦略が必要」
(2026年3月25日放送分より)
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