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東京・渋谷で、最新の流行や文化を発信してきた、百貨店の西武渋谷店が9月末で営業を終了することが分かりました。
「DCブランド」ブームの火付け役
25日に発表された、西武渋谷店閉店の突然の知らせ。街の人は…。
80代
「本当に困りますよね。どんどん(百貨店が)なくなるので寂しいですね」
「本当に困りますよね。どんどん(百貨店が)なくなるので寂しいですね」
閉店するのは、「A館」「B館」「パーキング館」です。自社で所有している「ロフト館」や「モヴィーダ館」は営業を続ける見通しです。
西武渋谷店が開店したのは、今から58年前。その存在は、単なる百貨店の枠を超えていました。
70代
「あの頃は、流行の先端の良いものが置いてあって。いいものを買うのは、このエリアで買う」
「あの頃は、流行の先端の良いものが置いてあって。いいものを買うのは、このエリアで買う」
日本人デザイナーを後押しするセレクト売り場「カプセル」を設置。1970年から80年代は、「DCブランド」ブームの火付け役になり「若者の街」としての渋谷を象徴する存在でした。
ピーク時は、渋谷店だけで、年間およそ700億円の売り上げがあったといいます。しかし…。
20代
「あまり百貨店は行かない。ちょっと高そう」
「あまり百貨店は行かない。ちょっと高そう」
ネット通販やファストファッションが台頭し、売り上げは低迷しました。
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20年前から協議も…
さらに「100年に一度」と言われる大規模再開発が進行中の渋谷駅周辺。
西武渋谷店は駅から近い場所にありますが、2010年代からは、駅直結の大規模商業施設が続々とオープン。競争が激化していきました。
およそ20年前から、店舗の土地と建物を所有する地権者と営業を続けるための協議を重ねてきましたが、合意に至らず、その歴史に幕を下ろすことになりました。
そごう・西武のコメント
「交渉を続けてまいりましたが、当社の要望を容れていただくことはかなわず、西武渋谷店営業終了の運びとなった次第です」
「交渉を続けてまいりましたが、当社の要望を容れていただくことはかなわず、西武渋谷店営業終了の運びとなった次第です」
2020年には東急東横店、2023年には東急本店が閉店。西武渋谷店の撤退で、渋谷から百貨店が姿を消すことになります。
(2026年3月26日放送分より)
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