物価高に対抗するお弁当が人気です。300円以下で弁当を出すスーパーが相次いでいます。
お手頃価格 スーパーの弁当に注目
店内にずらりと並ぶ弁当や惣菜(そうざい)。その数、およそ300種類です。
卵がはみ出しそうな「白いたっぷり玉子サンド」は、2つ入って199円。「特製のり弁当」は321円と、安い商品が並びます。
「普段お昼は外で食べているんですけど、1000円以上するので結構高くて大変です」
財布を苦しめる相次ぐ値上げ。働く人の外食の平均ランチ代は、過去最高の1338円という調査結果も出ています。
こうした中、お手頃な価格で買えるスーパーの弁当が注目されています。
STリテール 出口直樹代表
「地域でのお客様の胃袋を獲得し合うというか、胃袋の奪い合いだと思っています」
トライアル西友の売り場いっぱいに並ぶ弁当に、買い物客は…。
「選べないですよ、どうしよう」
「いっぱいありすぎちゃう」
「迷う、めっちゃ迷う」
その中でも、ひと際売れていた弁当があります。
「うわっ!安!値段の割に重い。これはすごい」
年間1500万食を販売する人気商品、299円の「ロースかつ重」です。
「帰ってきたら『これ食べて』って」
女性は、学校帰りの8歳の孫のために選んでいました。
なぜ、ここまで激安にすることができるのでしょうか?
専用調理マシンを開発し、自動発注システムや、レジカートなどITを活用した効率的な運営でコストを削減していました。
お財布に優しい弁当
埼玉県内のスーパーでも…。
「(連休の)最後は楽しようかなと。メインで食事を作るのが妻なので、妻もゆっくりしたいかなって」
選んでいたのは、215円の「2色そぼろご飯」(※取材時価格)などです。
埼玉県や千葉県を中心に展開するマミープラスでも、お財布に優しい弁当が販売されていました。
「価格は安い。2つ買っても、この値段なので(「黒毛アンガス牛丼」323円+「ロースかつ重」431円=754円)。これだったら気軽に買える」
弁当コーナーには「買い物は宝探しだ!」と書かれたポスターが掲げられ、手頃な商品を探し出す楽しさを演出しています。
ローコスト運営徹底の店も
物価高で「安近短」を選ぶ人が多かったゴールデンウィーク。こちらの家族連れは近くのレジャー施設で遊びながら、スーパーの弁当で昼ごはんです。
「お弁当を選ぼうよ」
「これ!」
「(夕食)ハンバーグだよ」
「いいじゃん」
「いいの?またハンバーグ」
「ハンバーグ好きなの」
「安いからやっぱ手軽だし、金額も抑えながらお財布に優しいし」
選んだ弁当は、ハンバーグが2つ入った「Wハンバーグのロコモコ丼」(431円)。近くの公園で楽しみました。
自社工場で大量生産することで、手頃な価格を実現しています。
他の商品も段ボールやケースのまま売り場に並べて作業を減らすなど、ローコスト運営を徹底していました。
阿久津千賀子さん
「スーパーに置いてある商品は同じものが多い中、惣菜や弁当は自社のオリジナル性を出せるので、当社としても引き続き力を入れています」
(2026年5月7日放送分より)











