昭和レトロと令和ホビーの交差点を掲げる茨城県発祥の駄菓子屋チェーンが、東京に初出店しました。街から駄菓子屋が消えていく中、出店を加速できる理由はどこにあるのでしょうか。
開店5日で3回来店のリピーターも
「小さいころを思い出しました。ワクワクしながらお菓子を選んでいるのも思い出して、この子らにも同じ気分を味わってもらえたらなと思いました」
「懐かしいですよね。結構、昔よく食べたものもありますし、今まで見たことないのもありますけど」
キラキラと目を輝かせ、楽しんでいる大人。13日にオープンした「ファンキー駄菓子屋ズンドコ商店」minamoni有明店です。
もちろん、子どもも大興奮です。
「これ1個だけ、すっぱいのが入ってるんだって」
「(Q.これ好きなの?)うん!」
「(Q.きょう来てみて楽しかった?)うん!」
この日は、オープンから5日しか経っていないにもかかわらず、3回も来ているリピーターだといいます。
75年前の1951年に発売された「ココアシガレット」や、78年発売の「ミニコーラ」。昔ながらの定番の駄菓子はもちろん、令和となった2021年から登場した「ミニビタCシガレット」や、去年デザインがリニューアルされた「ミニピーチ」など新しい商品もそろっています。
65年前に登場した「モロッコヨーグル」です。
一方、平成生まれの「ジャンボヨーグル」は通常のおよそ10倍ものサイズで、お値段は7.5倍です。
どちらも取扱数が少なく珍しい商品のため、人気で売り切れになることもあるといいます。
“3世代消費”狙う
「ズンドコ商店」は茨城県が発祥で、2010年ひたちなか市で産声を上げました。北関東を中心に6店舗展開していて、満を持して東京に進出しました。
「昔ながらのお菓子もありますし、最近発売をしているようなユニークなお菓子、こういったところも取り扱いをしているというところが、一つ特徴かなと思います」
「店内にはガチャガチャだったりとか、あとは一部はクレーンゲームがあったり。駄菓子だけではなくて雑貨であったりとか。そういったところを取り扱いさせていただいております」
ズンドコ商店では新旧の駄菓子をそろえるだけでなく、スーパーボールすくいなど“縁日遊び”も常設しています。
子どもから祖父母までが楽しめる“3世代消費”を狙っています。
「上の世代になってきますと、70代、80代ぐらいの方もいらっしゃると思います。お孫さんのお土産とかに買っていかれる方々もいるのが特徴」
出店場所にも秘訣が
確実に街から消えている“駄菓子屋”。国の統計によると、1972年13万軒以上あった店舗数は、2021年にはおよそ95%減り6000軒ほどになっています。
駄菓子そのものや駄菓子店が大幅に減る中で出店を加速させている秘訣は、出店する場所にあるといいます。
「この駄菓子という、そこまで収益が高いような事業ではないですけども、その中でもやはりしっかり利益を出せるような商業施設の空きスペース等を選定して出店をしている。駄菓子屋さんという非常に素晴らしい文化と歴史のあるコンテンツの中で、駄菓子チェーン店というものは、非常に少ないのが現状なんですけども、日本一の駄菓子チェーン店をできたらなと思っています」
(2026年5月19日放送分より)







