2
21日は警報級の大雨が降るエリアがあるかもしれません。そうした中、雨を排水するための設備「雨どい」の在庫が少なくなっています。原因はイラン情勢です。
雨どい入手困難
近年猛威をふるうゲリラ雷雨。屋根に降った雨水を下水管に流す「雨どい」も、石油由来のナフサから作られる「ポリ塩化ビニル樹脂」でできています。
ウチノ板金 内野友和代表
「資材の価格がここで変わった(上がった)のと、さらに材料が品薄になって入らない、雨季に入ったっていうのでトリプルパンチ」
「資材の価格がここで変わった(上がった)のと、さらに材料が品薄になって入らない、雨季に入ったっていうのでトリプルパンチ」
東村山市を拠点に、屋根や雨どいの工事を手掛ける会社は、工事が増える梅雨シーズンを前に「雨どい」が入手できず、困り果てています。
「雨どい」を壊れたまま放置すると、木造住宅の寿命を縮める可能性もあります。
内野代表
「雨どいを直さないと、木材でできている部分は特に雨水に弱いので、腐食してしまったり、雨が木材に染み込んだりとかすると、シロアリがわいてしまったり」
「雨どいを直さないと、木材でできている部分は特に雨水に弱いので、腐食してしまったり、雨が木材に染み込んだりとかすると、シロアリがわいてしまったり」
広告
広がる塩ビ製品不足
住宅に大きな影響を及ぼす塩ビ製品不足は他にもあります。
サークルテクノス 田崎和人社長
「これしかないんです。全く足らないです」
「これしかないんです。全く足らないです」
給水管や排水管などに使われる塩ビ管もまた、ナフサから作られています。
杉並区を拠点に、オフィスや住宅のリフォーム工事を行う会社は、「塩ビ管」の不足に頭を抱えています。
田崎社長
「材料が入ってこないので施工ができない。新しい工事に関して言うと7月以降は今のところほぼ白紙です。4社、5社に声かけて、もう少しくれないかとか。現場では全然足らないんで、さあどうしようって」
「材料が入ってこないので施工ができない。新しい工事に関して言うと7月以降は今のところほぼ白紙です。4社、5社に声かけて、もう少しくれないかとか。現場では全然足らないんで、さあどうしようって」
供給が止まっているのは、塩ビ管だけではありません。
田崎社長
「のりありましたね」
「のりありましたね」
塩ビ管と塩ビ管をつなぐ接着剤である「塩ビのり」も、入手は困難。ひとつでもそろわないと、工事はできません。
インフラを支える配管工事が、ストップしかねない異常事態が続いています。
石油連盟 木藤俊一会長
「ナフサ由来の石油化学製品などへの問い合わせが今、主になっていると聞いています。必要な手当を速やかにしながら、しっかりとした安定供給確保に努めているところです」
「ナフサ由来の石油化学製品などへの問い合わせが今、主になっていると聞いています。必要な手当を速やかにしながら、しっかりとした安定供給確保に努めているところです」
(2026年5月21日放送分より)
広告





