9日は東京でも真夏日になるなど、暑い一日となりました。新たな基準で値上がりするといわれるエアコンの「2027年問題」。お得な買い方を調べてみました。
東京・練馬で真夏の暑さ
「(Q.梅雨明け後の日差しはどう?)いや、もう強烈です。じじいには強烈です」
麦わら帽子に助けを求めたい、そんな夏の暑さ…8日に梅雨明けが発表された福岡では、3日連続の30℃超えです。
そんな中、番組がたずねたのは、東京・練馬区に住む三浦さんのお宅です。
「普通の夏という感じになってきた。梅雨が明けるかなというような気がする」
「33℃ですよ。温度計なの」
東京・練馬では最高気温が33.1℃と、真夏の暑さ。
「暑さ対策、まず一番は扇風機。2台置いています」
「外に日よけをつけています。私が作りました」
「(Q.エアコンは?)エアコンは各部屋につけてある。現在3台のエアコンを使っていて、ついこの間新調した。このエアコンが、いわゆる最新」
実は今、故障以外の理由でエアコンを購入する人が続出しています。
とにかくエアコンの対応に追われ…
「(Q.暑いですよね)暑いところしか行かない。エアコンのきかないところに来るんだから」
実際に、街の電気屋さんを取材すると、とにかくエアコンの対応に追われていました。
「止まっちゃうんですよ。ガス(漏れ)じゃないんですよ」
「ガスじゃない!?ということは…?」
「室外機の故障です」
9日は、エアコンのガス漏れと聞いて駆けつけたお宅で、室外機の故障が発覚しました。
「12年ものだから修理は…おすすめできない」
「ということは…」
「入れ替えたほうがいい」
「新しいものに買い替えろと」
「昭和のテレビみたいにたたいて元気になる可能性はないですか?」
応急処置によって、なんとか動くようになりましたが…。
「話を聞いてみて、買い替えも必要ですねと。家族会議を開いて、どうせならいいのを入れたい」
「今年は異常」工事1カ月待ちも
さらに今年の夏を特に忙しくしているのが「2027年問題」です。
「(Q.これは何の山?)工事を待っているエアコン。倉庫に入りきらないので、今店の中が倉庫状態」
「(Q.もともとここには…)本当は洗濯機が4台並んでいたが置けなくなった」
店に入ると、洗濯機売り場だった場所に取り付け工事を待つエアコンが山積みになっていました。
「今、取り付けているのは、大体6月頭に依頼を受けた客。1カ月ぐらいお待ちいただいた人が多い。例年、待ちは出るものの、今年はやっぱり早かった。今年は異常」
注文が例年の3倍ほどまで増えている一方で、機種によっては製造が追いつかず、普段より入荷が遅いものが出ているそうです。
「2027年モデルになると、10万円切るモデルはなくなるとみている」
その一因が、エアコンの「2027年問題」です。
現在、家電量販店などで購入できるエアコンは大きく「低価格帯モデル」と、性能が高い分値段もアップする「省エネ・高性能モデル」に分かれます。
「2027年問題」の中心になっているのは、「低価格帯モデル」のほうです。2027年4月から、エアコンの省エネ基準が大幅に厳しくなるため、基準を満たしていない「低価格帯モデル」は市場から姿を消す可能性もあると指摘されています。
「例えば、このモデルだと同じ6畳でも8万4800円。上位モデルだと23万4800円で、3倍ぐらいの値段の差が出ている」
同じモデルでも「低価格帯」と「省エネ・高性能」のものでは、およそ3倍の価格差がある製品も…。
経済産業省によると、「低価格帯モデル」の製造や販売を続けること自体は可能ですが…。
「省エネ基準が上がることによって、低価格モデルが生産できるが、商品が少なくなると値段も上がってきてしまいますよね。需要と供給の話で」
では、2027年4月を前に駆け込み買いしたほうがお得なのか聞いてみると…。
「低価格モデルを今に慌てて買い求める必要はない」
(2026年7月9日放送分より)




