経済

グッド!モーニング

2026年7月10日 13:54

20年前から粉飾繰り返していた疑惑浮上 破産したクレカ決済代行の全東信

20年前から粉飾繰り返していた疑惑浮上 破産したクレカ決済代行の全東信
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 クレジットカードの決済代行会社が巨額の負債を抱えて破産手続きに入りました。20年前から粉飾決算を続けていた疑いが浮上しています。

クレカ決済代行 巨額負債

 地元で人気のお好み焼き店で9日、レジの端末に表示されたのは「クレジット処理は不成立でした」の文字。カード決済が利用できなくなっています。

広島お好み焼じゅん平 浦安本店
野尻潤店長

「クレジットカードが使えないというのは、店にとって大きい打撃。インフラみたいなもの。水道とか電気と一緒」

 契約していたのは、クレジットカード決済の代行を手掛ける「全東信」です。

 本来、カード会社から月1回支払われる売上金を立て替え、月6回や8回、場合によっては毎日受け取れる早期決済サービスを展開していました。店側から手数料を得ていました。

負債額はおよそ1151億円
負債額はおよそ1151億円

 しかし、6日、破産手続きを開始。負債額は、今年最大規模となるおよそ1151億円に上っています。

 さらに、東京商工リサーチによると、業績の悪化を隠すため、およそ20年前から粉飾決算を繰り返していた疑いがあるということです。

 今年3月期の純資産は24億円ほどプラスでしたが、実際には600億円以上のマイナス。債務超過に陥っていたとみられます。

数年前から粉飾を懸念していた企業も
数年前から粉飾を懸念していた企業も
東京商工リサーチ 情報部
瀧川雄一郎さん

「私が担当させていただいている金融機関様は、粉飾に数年前から懸念をされていた。『まさか、この規模感で粉飾をしているとは思わなかった』というところのお話もあったりはする」
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売上金回収できない恐れ

 おととしには、ぼったくり店に決済端末を違法に設置したなどの疑いで元幹部らが逮捕され、金融機関からの資金調達が難しくなっていたことも影響したとみられます。

 全国に20万店舗あるという全東信の取引先は、今後、売上金の回収が困難になる可能性があります。

倒産に困惑する飲食店
倒産に困惑する飲食店
野尻店長
「この倒産は『えっ』て感じ。(被害額は)100万から150万円くらい」
「(Q.それは戻ってはこない?)戻ってはこない。大ピンチですよ」

 この事態に、政府はこう述べています。

政府の対応
政府の対応
木原稔官房長官
「影響を受ける加盟店に対しては、資金繰り等への影響を緩和するなど、経済産業省をはじめとする関係省庁において対応を検討していく」

(2026年7月10日放送分より)

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