厳しい暑さを乗り切るための最新家電が続々と登場しています。
小型扇風機のハンディーファンなどの最新家電を、家電芸人のかじがや卓哉さんに紹介してもらいます。
さらに、進化するエアコンについても、見ていきます。
■ハンディーファン 高価格帯が主力 使用時の注意点とは
手持ちタイプの小型扇風機『ハンディーファン』の新商品が続々登場しています。
“体を冷やす商品”の市場規模は、2023年6月から9月は335億円でしたが、2025年の同じ時期は、378億円で、約13%増えました。
「特にこの夏は家電大手各社が、従来より高価格帯のハンディーファンを相次ぎ投入している。これまでは2000円から3000円が売れ筋だったが、2026年は1万円から2万円程度の商品が主力になっている」
かじがやさんオススメのハンディーファン、1つ目、“プラズマクラスター搭載”です。
シャープの商品で、価格は8720円です。(番組調べ)
おすすめポイントは、風切り音が静か。
フクロウの羽がヒントになっているそうです。
さらに、消臭・除菌効果がある独自技術『プラズマクラスター』で衣服の汗のにおいを抑制します。
かじがやさんのおすすめハンディーファン、2つ目は、“羽根なし”です。
掃除機で有名なダイソンの商品です。
価格は1万7600円です。(番組調べ)
おすすめポイントは、最大秒速25mの風量。
羽根のない設計で髪の毛が巻き込まれる心配がありません。
おすすめ3つ目は、“爆風”です。
ドン・キホーテの爆風ターボファン、5498円です。(店頭価格)
おすすめポイントは、0から100段階まで風量調節可能な大風量の強力ファンです。
おすすめ4つ目は、“ゴリラ”です。
ドウシシャのゴリラシリーズの扇風機、3278円です。(番組調べ)
おすすめポイントは、顔全体に風があたるよう、ファン部分の直径は16.5cm。
中心部分にはミラーも付いています。
ハンディファンを使うときの注意点です。
通常、汗は体から熱を奪いながら、ゆっくり蒸発します。
「暑すぎる場所でハンディファンを使うと、“熱風”により、皮膚が急激に乾いてしまう。体温を下げる役割を果たせないまま水分だけが失われていくと、熱中症のリスクが高まる」
■猛暑対策の新定番?『冷却プレート』1台3役も
風だけでは足りないという人には『冷却プレート』があります。
仕組みです。
『冷却プレート』には半導体の一種『ペルチェ素子』が使われていて、電気を通すと、一方の面が冷たくなり、もう一方の面は熱くなるという性質を応用しています。
かじがやさんの冷却プレートのおすすめ、1つ目は、“装着型”です。
ソニー サーモテクノロジーの商品で2万7500円です。(番組調べ)
おすすめのポイントです。
冷却プレートを背中にあてて体を冷やす“装着型クーラー”で、周囲の環境などにあわせて、冷却レベルを自動調整してくれます。
室温35℃で、安静状態で使用すると、10分で体表面温度は21.1℃まで下がります。
かじがやさんのおすすめ2つ目は、“1台3役”です。
シャークニンジャの商品で、2万2000円です。(番組調べ)
おすすめポイントは、皮膚温度を最大9℃下げる冷却効果です。
さらに冷却プレートのほか、ファン、ミスト機能もついた1台3役です。
■猛暑乗り切る最新機器“背負えるエアコン”“濡れないミスト”
東京で7月15日に開催されたのが、『猛暑対策展』です。
40℃を超える酷暑日の増加や企業の熱中症対策が義務化されたことなどを受けて、暑さ対策の最新製品・サービスが集結しました。
7月17日まで開催しています。
展示品の中には、ベルト内部に張り巡らせたチューブ内を、エアコンで使われる冷媒と同様のガスがコンプレッサーで圧縮され循環する、いわば“背負えるエアコン”がありました。
価格は11万8000円です。
ファン付きベストとの違いです。
ファン付きベストが風を送ることで涼しさを感じるのに対し、直接、体を冷却するため高温環境でも安定した冷却感を得やすいという特徴があります。
対応するバッテリーで約2時間稼働できます。
他にも、最新のアイテムが展示されました。
『背負える日傘』です。
背負うことで両手が自由になり、屋外で手を使う仕事をサポート。
スマホやタブレットの反射も防止できます。
工事現場や農作業などを想定している、ということです。
そして『濡れないミスト』です。
水を0.015mmの微細な粒子にすることで、“冷たいけれど濡れない”ミストを実現しました。
印刷工場や食品工場に導入されています。
■最新エアコン 熱中症対策 省エネも 『畳数』選ぶ目安は?
エアコンも驚きの進化を遂げています。
エアコンの最新機能1つ目、高齢者の熱中症対策です。
三菱電機の『ミアモール』は、エアコンをネットに接続することで、離れて暮らす家族の使用状況や、室内温度を見守ることができます。
最新機能2つ目、学習して賢く節電します。
ダイキンの『エコブースト制御』は、室内・屋外の設備環境や、使用状況などを学習。
冷房起動時に最大5%、消費電力量を削減します。
購入するときは『畳数』にも注目です。
エアコンの『畳数』は、1965年の『無断熱』住宅を想定していて、61年間、基準が変わっていません。
なぜ見直されないのでしょうか。
既存住宅の断熱性能の割合を見ると、断熱等級4以上の『現行基準』のものや、断熱等級3の『1992年』基準、断熱等級2の『1980年』基準、それ以前の、断熱投球1の『無断熱状態』と、高断熱と無断熱が混在しているためです。
「住宅の断熱性によっては性能不足が生じてしまう。複数の目安を設けても消費者が住宅性能を適切に把握していないと商品選定が困難」になるということです。
では、畳数を選ぶ目安です。
「築年数の浅い戸建てやコンクリート造りのマンションの中間階などは、断熱・気密性能が高い傾向にあり、小さな畳数を検討してもいい」ということです。
室外機も酷暑に対応しています。
エアコン室外機の、品質・安全などの国家基準は、『JIS規格』と呼ばれるもので、室外機の周辺温度が43℃になった状態で連続運転できるかどうかで、43℃を超えると故障の危険性が高まります。
「今の気候では室外機の周りが、43℃に近い温度になっていることもある」といいます。
こうした中、メーカー各社からは、近年、50℃まで対応可能な室外機も登場しています。
室外機の温度上昇を避けるための対策です。
1、 周辺に物を置かず、風通しをよくする。
2、すだれなどで日陰を作る。
3、室外機の周辺に打ち水をする。
(「羽鳥慎一モーニングショー」2026年7月16日放送分より)














