経済

グッド!モーニング

2026年7月21日 12:31

夏の味覚サザエが不漁 福井・若狭では水揚げ3分の1 海水温上昇でエサの海藻減る

夏の味覚サザエが不漁 福井・若狭では水揚げ3分の1 海水温上昇でエサの海藻減る
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 今が旬の夏の味覚・サザエが不漁です。産地では水揚げ量が例年の3分の1まで落ち込み、漁師からは悲鳴が上がっています。

仕入れ価格高騰で値上げ

 カキやホタテにサザエ。網で焼かれた貝の香ばしい匂いが店いっぱいに広がっていたのは、千葉県南房総市にある「浜焼き屋」です。

男性
「うまいです。うまいに決まっているじゃない」

 人気の貝をメインに、新鮮な魚や海鮮丼などが90分食べ放題です。好きなだけトレーにのせて自由に焼けるとあって、海の日の20日、多くの家族連れなどでにぎわっていました。

男性
「夏休みに入ったので、朝6時起きで東京から来た」
男性
「(Q.おなかは?)もうダメです。もう入んないです」
人気のサザエ
人気のサザエ

 食べ放題の中でも人気の1品が、豊洲市場で仕入れた新鮮なサザエです。そのお味は、食感がコリコリで、口にうま味が広がってきて、とてもおいしいです。

 人気の「浜焼き」食べ放題。実は今年2月、価格を400円値上げせざるを得ませんでした。

「浜焼き屋」 池上真紀店長
「浜焼き屋」 池上真紀店長
「浜焼き屋」 池上真紀店長
「お客様が離れるんじゃないかとか、色んな考えがあった。理由は価格の高騰です」

 サザエなどの仕入れ価格高騰の原因となっているのが輸送コストの上昇。そして、もう1つ「海の異変」です。

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水揚げ量3分の1に

水揚げ量は例年の3分の1
水揚げ量は例年の3分の1

 今月、福井県若狭町で始まったサザエ漁。多い時には1回の網で100個以上とれるといいますが、この日は、わずか30個でした。水揚げ量は例年の3分の1まで落ち込んでいます。

漁師 山下寿和さん
「気候のせいで海藻の生育が悪いのかな。(サザエが)育たないというか、来ないというか」

 海水温の上昇によってサザエの餌(えさ)になる海藻が減っているのが原因とみられ、ここ数年は不漁が続いています。

 影響は、都内でも。旬の貝の刺身などがコース料理で味わえる貝料理専門店「貝や ほくと」。定番メニューのサザエは、長崎産と京都産を中心に仕入れていますが、3〜4年前から価格が上昇しているといいます。

貝や ほくと 阿部和雄代表
「つぼ焼きとかで使っているサイズだと、1個200円台であったものが、今は倍近くです。400円くらい」
5年で6割以上値上がり
5年で6割以上値上がり

 東京都中央卸売市場の直近のサザエの価格は1キロおよそ1500円。5年前に比べて6割以上も値上がりしています。

 こちらの店では、仕入れ先や貝の種類を変えるなどして、コース料理の価格維持に努めています。

店はコース料理の価格維持に努める
店はコース料理の価格維持に努める
「仲卸の方と話していても『(価格が)上がっている。この先はちょっと分からない』と。困ります」

(2026年7月21日放送分より)

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