夏休みに温泉旅行を計画している方もいるかもしれません。この物価高の中、“区民保養施設”と呼ばれる自治体が運営する宿が連日満室になる盛況ぶりです。1泊2食付き7000円という破格の秘密に迫りました。
7000円で泊まれる“区民保養施設”
箱根には年間2000万人以上が観光に訪れます。
大平台温泉のエリアにある「みなと荘」は、大きな窓から日光が差し込む、広々とした客室に、夕食は国産和牛の溶岩焼。豪華な保養施設にもかかわらず、1泊2食付きで、なんと7000円!このお得な宿が連日満室になっています。
番組が向かったのは神奈川県箱根町。山間の道を登った先にその保養施設はあります。
今から28年前に開業した保養施設「大平台みなと荘」。 午後2時になると、専用直行バスが到着。チェックインをする客で行列ができています。
連日満室状態が続いていますが、宿泊客にはある共通点がありました。
「(Q.どちらから?)港区」
「港区に勤務している」
訪れる6割が東京・港区民か、港区の企業に勤める人。グループに1人でもいれば全員が1人1泊7000円で泊まれる、「区民保養施設」なんです。※1室4人以上、休前日等以外
専用のバスは、港区役所など区内で客を乗せ、箱根に向かう直行便。片道1900円です。
大自然の絶景を臨む和室
まず案内してもらったのは、温泉です。
「こちらが温泉でございます」
大平台温泉は弱アルカリ性の単純温泉です。温度は42℃で、ゆったりとつかることができます。
客室はどうなっているのでしょうか。部屋は広く、窓も大きく、大自然の絶景を臨む和室です。
さらにこの大きな窓から、春は新緑、秋は紅葉といった四季折々の景色を堪能することができます。
そして極めつけは、溶岩プレートの上で焼き上げた鹿児島産和牛のサーロイン。自家製のしょうゆベースのタレにつけていただきます。
夕食は3種類。溶岩焼、しゃぶしゃぶ、和会席の中から選ぶことができます。
「いいですね。7000円でこれだけの料理を食べられるから」
「もう最高。2日連続しゃぶしゃぶ」
1泊数万円以上する宿も少なくない箱根。7000円で宿泊できるその理由は…。
「港区が一部の運営費用を負担しておりますので、お安い費用で宿泊が可能になっております」
さらに、65歳以上の港区民の場合など、1泊3200円で宿泊できる人もいます。
「とにかくおいしい、楽しい。社員の方がいい方ばかりだから、満足で帰る。いつもどこでも(物価が)高くなっているから、納得の値段で本当に助かっています」
「すごく安心して泊まれますし、価格的にも良心的だと思う」
9月平日がチャンス
このような保養施設を運営する自治体は他にも。お得な価格で温泉や地元の料理などを楽しむことができます。
みなと荘は、事前に「区民保養施設利用者登録」が必要で、 東京・港区在住の場合は、2カ月前から抽選での予約申し込みが可能。1カ月前からは在勤の人も予約することができますが…。
「(Q.8月の予約状況は?)平日も休前日も(ほぼ)満室」
予約でいっぱいだという夏休み期間。 ただ、夏休み明けは比較的部屋が空きやすいため、9月の平日はまだチャンスがあるということです。
(2026年7月23日放送分より)







