経済

2026年8月5日 12:00

【情報まとめ】片山大臣「日米協調で介入」 一時1ドル=155円台に急騰 今後さらなる介入も示唆

【情報まとめ】片山大臣「日米協調で介入」 一時1ドル=155円台に急騰 今後さらなる介入も示唆
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 片山財務大臣は、過度な変動に対処するため、アメリカと協調して為替介入を実施したと発表しました。日米による円買いの協調介入は1998年以来およそ28年ぶりです。

◆米紙「米国債売却回避も協調介入の背景」

 アメリカのベッセント財務長官は、円安の是正に向けて日本の政策対応が必要との考えを示したうえで、日本銀行に利上げを求める考えを示唆しました。

 ベッセント財務長官は4日、CNBCのインタビューに応じ「為替介入で市場にシグナルを送ることはできるが、最終的には政策が決め手になる」と指摘しました。

 そのうえで、「植田総裁とは15年以上の付き合いがあるが、彼は必要な措置を講じると信じている」と述べ、日銀に追加利上げを促す考えを示唆しました。

 また、円安の一因とされる、円を借りて金利の高い通貨で運用するキャリートレードについては「完全に消滅することはない」との認識を示しました。

 今回の日米協調介入については、円が大幅に下落すれば「他の通貨にも波及する」としたうえで、円相場の安定は「アメリカだけでなく、地域全体にとっても重要」との見方を示しました。

 一方、ウォール・ストリート・ジャーナルはアメリカが協調介入に踏み切った背景について、日本が保有するアメリカ国債の一部を売却して円を支えた場合、財政懸念などで上昇しているアメリカの長期金利にさらなる上昇圧力がかかる懸念があるためだと分析しています。(5日 3:46)

◆協調介入について片山大臣と三村財務官がコメント(4日午前)

◆米財務長官 追加の協調介入に言及

 ベッセント財務長官は2日、自身のSNSで、先月31日に実施された日本との協調為替介入について「無秩序な円の動きに対抗するものだ」と投稿しました。

 そのうえで「アメリカ財務省は引き続き状況を注視し、日本の財務省と日本銀行の担当者と緊密に連携していく。さらなる協調介入にも躊躇することなく参加する」と表明しました。

 また、「円の著しい過小評価を是正するための日本の断固たる市場および金融措置を強く支持する」と強調しました。

 さらに「およそ15年にわたる大規模な景気刺激策によって持続的で強固な経済の基盤が築かれた今、高市政権はアベノミクスの新たな段階へ移行しつつある」との認識を示しました。(11:17)

◆協調介入は日米通貨同盟の完成形

 財務省の三村財務官は歴史的な円安を受けた協調介入について「日米通貨同盟の完成形」と表現し、連携の深さを強調しました。

三村財務官
「私自身もアメリカの財務省とはいろいろなやり取りをしてきましたけれども、そうした流れのなかでの今回の協調介入については、いわば日米通貨同盟の完成形」

 日本政府はアメリカ東部時間の先月31日に円買いの協調介入を行いました。

 三村財務官は「大切なのはこれから」だとして、「引き続き一切気を緩めることなく対応を続けたい」と述べました。

 また、去年9月の共同声明以降、為替などの分野でアメリカ側と極めて緊密に連携してきたと説明し、「引き続き日本銀行の金融政策ともしっかりと連動しながら対応していきたい」と強調しました。

 外国為替市場では日本時間の1日早朝に円が急騰していて、イギリスメディアは、アメリカ当局がユーロを売って円を買う為替介入を行ったと報じています。
(8月3日 11:00更新)

◆片山大臣「日米協調介入を実施」

片山財務大臣
「私たち財務省当局として、米国当局として、まさに無秩序な動きに対しては断固たる措置を取る」

 発表によりますと、介入はアメリカ東部時間の7月31日に行われました。

 去年9月の日米財務大臣共同声明に基づいたもので、「最近見られた円の過度な変動や無秩序な動きに対処した」としています。

 今後について片山大臣は、さらなる協調介入を実施することも躊躇(ちゅうちょ)しないと強調しました。

 円相場は3日午前、さらに急騰し、一時およそ3カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=155円台を付けました。
(8月3日 10:52)

◆NY市場で円急伸157円台 2日連続の為替介入か

 外国為替市場で2円ほど円高が進み、1ドル=157円台をつけました。政府・日銀が2日連続で為替介入をしたという見方が出ています。

 7月31日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が短時間で1ドル=157円台まで上昇しました。

 市場関係者によりますと、アメリカの財務省は複数の銀行に31日の為替介入の可能性を通知したということです。

 ロイター通信によりますと、アメリカ政府の閣議ではベッセント財務長官の手元に「日本円を50億ドルから100億ドル、およそ8000億円から1兆6000億円分購入」と書かれたメモがあったということです。

 別の市場関係者は、政府・日銀がアメリカ当局と連携し、円が30日に5円近く急騰したのに続いて為替介入をしたとの見方を示していますが、「円安の流れを変えるものにはならないだろう」と話しています。
(8月1日 13:00)

◆約6〜9兆円規模の為替介入か 市場関係者の推計

 7月30日、1ドル=162円台後半で推移していた円相場は、短時間で1ドル=157円台後半まで急速に円高が進みました。

 日銀が、31日に公表した当座預金の増減の見通しと金融取引の仲介会社の予想を比べたところ、およそ6兆円から9兆円のずれが生じていたことが分かりました。

 市場関係者は、予想には誤差があるとしたうえで、このずれの多くが為替介入で動いた資金の可能性があると指摘しています。
(8月1日 6:00)

◆再び為替介入か?一時1ドル=157円台

 7月31日のニューヨーク外国為替市場で、円相場が短時間で1ドル=157円台まで急速に円高が進みました。

 市場関係者によりますと、アメリカの財務省は複数の銀行に31日の為替介入の可能性を通知するとともに、その措置に備えるよう促していたということです。

 円相場は30日、5円近く急速な円高が進み、日本政府・日銀による為替介入が行われたとの見方が広がっています。

 今回の値動きを受け、市場では政府・日銀が再び為替介入に踏み切ったとの見方も出ています。
(8月1日 4:00)

◆為替介入の観測 財務官「米から支援」日米協調の見方も

 外国為替市場で円相場が急上昇して為替介入ではないかとの見方が広がるなか、財務省の三村財務官はアメリカ側から「精神的支援を超える支援を得ている」と強調しました。

三村淳財務官
「(Q.為替介入を行ったかどうか)ノーコメントです。コメントは差し控えます」
「(Q.協調介入だという理解で良いか)米当局からは単なる精神的支援を超える支援を得ている。このように認識をしております」

 円相場は7月30日夜からわずか1時間ほどで5円近く円高が進み、一時およそ2カ月半ぶりに157円台を付けました。

 市場では政府・日銀による為替介入が行われたとの見方も出ているほか、ニューヨーク市場では介入の前段階にあたる「レートチェック」が行われたということです。

 こうしたなか、アメリカメディアの取材にベッセント財務長官は「円はとても過小評価されているように見える」と発言していて、日米当局による協調介入の観測も高まっています。

 片山財務大臣は記者団に対して「常に緊張感を持って対応している」と強調しました。
(7月31日 12:00)

◆円が急騰 一時1ドル157円台に 為替介入との見方も

 外国為替市場で円相場が急騰し、ドルに対して一時、5円近くの急速な円高が進みました。

 日本時間の7月30日午後10時半すぎ、1ドル=162円80銭前後で推移していた円相場は短時間で5円近く急上昇し、一時157円台を付けました。

 急激な値動きなどから、市場では日本政府と日銀による為替介入が行われたとの見方も出ています。
(7月30日 23:45)

◆4月末〜5月の為替介入は11兆7349億円 (5月29日)

財務省は4月28日から5月27日までの間に11兆7349億円の為替介入を実施したと発表しました。

 財務省が発表した「外国為替平衡操作の実施状況」によりますと、4月28日から5月27日までの間に11兆7349億円の介入が実施されました。

 月ごとに公表される金額としては過去最大です。

 外国為替市場では、4月30日と5月の連休中にドルに対して急激に円高が進む動きがありました。

 政府は為替介入の有無について明らかにしていませんでしたが、市場関係者からは5兆円規模と4兆円規模のドル売り円買いの介入があった可能性が指摘されていました。

 日ごとのデータは8月に発表される予定です。
(5月29日配信)

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