経済

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2026年8月14日 20:03

異例のコメ余りで価格は? 新米・古米価格で“逆転現象”

異例のコメ余りで価格は? 新米・古米価格で“逆転現象”
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 新米シーズンを迎えるなか、その新米の価格に変化が起きそうです。専門家が「逆転現象が起きうる」と話すコメ価格、一体、何が起きているのでしょうか。

異例のコメ余りで価格は?

 14日、米どころ新潟の産直市場では、県内で最も早く出荷される品種だという五百川の新米が並んでいました。

5キロ税込み2894円
5キロ税込み2894円

 価格は5キロ税込み2894円。去年は4300円ほどで販売されていて、1年で約1400円値下がりしたといいます。

栃木から
五百川を購入

「新米なのに値段が安くて、いいなと思った」
平均価格は下落傾向が続く
平均価格は下落傾向が続く

 新米のシーズンを迎えても、安値が続くコメの値段。14日に発表されたコメの平均価格は小幅に値上がりしたものの、下落傾向が続いています。

 客にとってはうれしい状況ですが…。

店側の悩みは去年産の在庫
店側の悩みは去年産の在庫
ピカリ産直市場お冨さん
冨山敦史専務

「(Q.去年産のコメは?)全部。五百川以外は全部、去年産」

 店側の悩みのタネは、まだ多く残る去年産の在庫です。

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新米と古米 逆転現象?

コメの民間在庫量は過去最大
コメの民間在庫量は過去最大

 農水省によると、6月末のコメの民間在庫量は過去最大の243万トン。全国的に異例のコメ余りのなか、今年の新米は…。

今年の新米の価格は?
今年の新米の価格は?
冨山専務
「こしいぶきもコシヒカリも(新米5キロが)2000円台後半、もしくは3000円台前半ぐらいで出始めるんじゃないかな」

 14日、こしいぶきはセール価格で5キロ税込み2702円。今年の新米が2000円台後半で販売される場合、古米と新米が同じくらいの価格になる可能性があります。

古米の値下げはやむを得ない
古米の値下げはやむを得ない

 ただ、新米より高価だと売れないため、古米の値下げはやむを得ないといいます。

冨山専務
「(古米の)仕入れ値を度外視して、売れる値段設定を作るほかない」
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員

 専門家は、古米が高く、新米が安くなる流れはコメの流通全体で見られると指摘します。

コメの流通に詳しい
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員

「もともと仕入れ値が高かった2025年産米(古米)よりも価格が安くマーケットに入ってくる“逆転現象”が起こりうる」

(2026年8月14日放送分より)

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