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太平洋クロマグロの資源管理を議論する国際会議が18日、再び開かれ、漁獲枠を拡大することで合意しました。
鈴木憲和農林水産大臣
「現行から25%増の1万4836トン」
「現行から25%増の1万4836トン」
太平洋クロマグロの漁獲枠拡大をめぐって、先月、開かれた国際会議は、終盤、メキシコによる突然の反対で合意に至りませんでした。
水産庁 福田工審議官(先月14日)
「恐らく、メキシコが、昼になったときだと思いますけども、急転直下というのが、今回の状況」
「恐らく、メキシコが、昼になったときだと思いますけども、急転直下というのが、今回の状況」
一時は、1万トンまで激減し、絶滅危惧種に指定されていた太平洋クロマグロは、その後、国際的な資源管理が功を奏し、劇的に回復。今では、サバやブリをとる定置網漁の邪魔になるほどです。
18日に開かれた会議に参加したのは、太平洋を囲む10の国と地域です。
現在、東西の漁獲枠の配分は、日本などの西側で80%、メキシコなどの東側で20%となっています。
水産庁関係者
「メキシコは、7月時点では東西の漁獲バランス差に反対していた」
「メキシコは、7月時点では東西の漁獲バランス差に反対していた」
水産庁の関係者は、この“取り分”の不公平感から、合意案全体に反対したと話します。
マグロで知られる漁港は、メキシコにもあります。
アメリカ国境まで2時間のエンセナーダ漁港では、海外への輸出も盛んです。
漁獲枠拡大を求めるのは、どの国も同じ。
突然の歩み寄りの裏にあったこと。
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先月末、メキシコに飛んだ山下雄平農水副大臣が、ロペス農業農村開発大臣と会談。クロマグロだけでなく、アボカド、はちみつ、コーヒー、カカオなど、メキシコ農産物の輸出の多様化について話したといいます。
18日に合意された案は、日本側が主張していたほぼそのまま。中西部太平洋側で、30キログラム以上の大型マグロを25%増やし、小型マグロは6%減らします。
水産庁担当者
「メキシコが、なぜ、態度を変えたのかは詳細を差し控えるが、メキシコの反対を受けて、何か変えたということはない」
「メキシコが、なぜ、態度を変えたのかは詳細を差し控えるが、メキシコの反対を受けて、何か変えたということはない」
今回の合意は、年内に開かれる2つの国際会議を経て、正式に決まります。
気を揉んできた飲食店は、値段が下がることにも期待しています。
田無漁港直売所 早津茂久社長
「いま、漁獲枠のせいで、マグロを捨てたりしている。漁師さんはハッピーじゃない。マグロも放流されても死んでしまう。漁獲枠を増やして、適正にとることが、みんながハッピーにつながる」
「いま、漁獲枠のせいで、マグロを捨てたりしている。漁師さんはハッピーじゃない。マグロも放流されても死んでしまう。漁獲枠を増やして、適正にとることが、みんながハッピーにつながる」
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