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コメ農家の廃業が止まらず、過去最多のペースで増えています。番組では今年を最後に農家を辞める男性に話を聞くことができました。今後、「日本のコメ」はどうなってしまうのでしょうか。
コメの未来は?
今年限りで廃業 コメ農家(60代)
「私は今年で離農しようと思っている。理由は負の連鎖みたいでいろいろある」
「私は今年で離農しようと思っている。理由は負の連鎖みたいでいろいろある」
今、廃業に追い込まれるコメ農家が相次いでいます。
コメ農家
岡田農園 岡田伸幸代表
「赤字のまま生産を続けるわけにはいかない。農家全体が、これ以上農業を続けられなくなるのではと危機感」
岡田農園 岡田伸幸代表
「赤字のまま生産を続けるわけにはいかない。農家全体が、これ以上農業を続けられなくなるのではと危機感」
農家が危機に陥ることで、コメ価格がまた高騰する恐れも出ています。
11日、番組の取材班は、関東有数のコメどころ栃木県へ。
岡田代表
「ここが生産している圃場(ほじょう)。『にじのきらめき』60トンほどの生産量」
「ここが生産している圃場(ほじょう)。『にじのきらめき』60トンほどの生産量」
今は、新米の収穫を進める時期です。ところが…。
岡田代表
「この雨天でコメが乾かない。(収穫が)全く進まない。このまま収穫が遅れていくと、刈り遅れの状態になり著しい品質低下は免れない」
「この雨天でコメが乾かない。(収穫が)全く進まない。このまま収穫が遅れていくと、刈り遅れの状態になり著しい品質低下は免れない」
異例の長雨で、新米の収穫量が減る懸念が…。さらに今、農家を悩ませているのが、「急激な物価高騰」です。
岡田代表
「これが袋詰めしている最中の玄米。すべての物が値上がりしているが、例えば袋。コメを入れる袋がどんどん値上がりしている」
「これが袋詰めしている最中の玄米。すべての物が値上がりしているが、例えば袋。コメを入れる袋がどんどん値上がりしている」
コメの「生産コスト」が、この2年間で4割ほど増えているといいます。
今、スーパーでは5キロ税抜き1000円台の新米も登場するなど、コメの平均価格は値下がりを続けています。
一方、農家にとっては、死活問題です。
岡田代表
「今年は間違いなく赤字。1000万円近く赤字。非常に悩む。このまま続けてコメ(の価格)が回復していかないと、赤字のまま生産を続けるわけにはいかない。どこかで離農を検討したり、他の業種に転換も考えなければいけない」
「今年は間違いなく赤字。1000万円近く赤字。非常に悩む。このまま続けてコメ(の価格)が回復していかないと、赤字のまま生産を続けるわけにはいかない。どこかで離農を検討したり、他の業種に転換も考えなければいけない」
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コメ農家の廃業“過去最多”
調査会社によりますと、今年、コメ農家の廃業や倒産は8月までで32件に及び、4年連続で過去最多を更新する可能性が高まっています。
番組では、「今年限りで廃業する」ことを決めた60代のコメ農家に話を聞くことができました。
「私は今年で離農しようと思っている。理由は負の連鎖みたいでいろいろあるが、一番の原因は一緒にやっている人が高齢で、とてもじゃないけど農作業が無理かなと」
「(Q.その人は何十代?)もう80代」
「私も60歳を過ぎて70歳前なので、これから農機具を買って借金しても返せない。今年の米価もそう。これからも決して明るいとは思えない。本当に後継者はいない。魅力がないもん」
「(Q.その人は何十代?)もう80代」
「私も60歳を過ぎて70歳前なので、これから農機具を買って借金しても返せない。今年の米価もそう。これからも決して明るいとは思えない。本当に後継者はいない。魅力がないもん」
廃業する農家が今後も増えることで、食卓にも大きな影響が出ると専門家は指摘します。
コメの流通に詳しい
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員
「例えば再来年以降に生産者が思ったよりもコメが安すぎて、『赤字が続いて耐えられない』『辞めよう』という人が増えると、数年後に“令和のコメ騒動”が再びやってくる可能性もある。農業の生産コストが非常にかかっている中で、生産者が次の生産に入れるだけの収入が得られる対策が急務」
流通経済研究所 折笠俊輔主席研究員
「例えば再来年以降に生産者が思ったよりもコメが安すぎて、『赤字が続いて耐えられない』『辞めよう』という人が増えると、数年後に“令和のコメ騒動”が再びやってくる可能性もある。農業の生産コストが非常にかかっている中で、生産者が次の生産に入れるだけの収入が得られる対策が急務」
(2026年9月11日放送分より)
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