4人組バンド「NEE」ボーカル・くぅさん 25歳の若さで死去 亡くなる3日前にX更新[2024/05/20 18:02]
4人組バンド「NEE」のギター＆ボーカル「くぅ」こと村上蔵馬さんが5月12日に都内の病院で亡くなったことがバンドの公式サイトで発表されました。25歳でした。公式サイトでは、くぅさんの訃報と葬儀は親族とメンバーのみで執り行われたことを報告しています。
また、メンバーや親族はコメントを発表していて、ギターの夕日さんは「同い年だけど可愛くて手加減を知らない俺の弟みたいな存在。兄であり親友である俺をここまで不安にさせて一生取れない心の傷を負わせてなんてやつだって思います。また一緒にバンドやろうね」
ベースのかほさんは「ご冥福をお祈りしますとか、空から見守ってくれてるとか、そんな定型文は言いません。くぅはくぅで、最後までくぅで、それは死んでも一生続きます」
ドラムの大樹さんは「正直、未だにどこかにいるんじゃないかってくらい実感が湧かない状態ですが、俺とバンドしてくれてありがとう！7年間本当に楽しかった！天国でゆっくり休んでくれ！！」とそれぞれ追悼のメッセージをつづっています。
くぅさんの親族は「蔵馬は最期まで懸命に生きようとしていました。きっと本人が一番悔しがってると思います。これからも皆様にとっての蔵馬と、彼の残したものを大切にしていただけるととても嬉しいです」とファンに向けてコメントしました。
くぅさんは「NEE」のボーカルとして活動する一方、2021年にHey! Say! JUMPの楽曲「群青ランナウェイ」の作詞作曲を手掛け、村上蔵馬名義でボカロPとしても活動していました。
「NEE」は6月23日に予定していた「日比谷公園大音楽堂」、通称・日比谷野音での公演のチケット完売を発表していて、くぅさんは5月9日にXを更新。「野音ソールドアウトしたから爆破する」と、ユーモラスにつづったこの文章が亡くなる前、最後の投稿になりました。
▶FRUITS ZIPPER、デビュー2周年「全てに恵まれた」
