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元フジテレビアナウンサーの渡邊渚（27）が1日、都内で著書「渡邊渚フォトエッセイ 透明を満たす」（講談社）の発売記念イベントを行った。
春らしい白のワンピースに身を包み、少し緊張した表情で登場。著書発売にまだ実感が湧かないようだったが、安堵（あんど）感と書き終えたことに「よくここまで頑張った！！」と自身をたたえた。
渡邊は昨年8月に同局を退社、同10月にPTSDを公表。現在はフリーとしてモデル業やメンタルヘルスにまつわる講演など多方面で活動している。
同著は、書き下ろしの長編エッセーと新境地を感じさせる充実のフォトパートで構成。制作過程では、5万字に及ぶ文章量を約3週間で書き上げ、この1年半で経験した事や書き留めてきたことをまとめたと説明した。
フォトパートは1日で撮影した。飾らない透明感のある写真に仕上がり、「PTSDだからこれが出来ないとか、写真を撮られることが出来ないと思いたくないし、思われたくもない」と力を込めた。
また、今年の目標を聞かれると、「恐れずになんにでもトライしていくこと、楽しいと思ったことにチャレンジしていくこと」と話した。
