森田健作がアジアオンライン大学の学長に「日本とアジア各国の架け橋になってもらえたら」

[2025/03/06 05:00]

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前千葉県知事で俳優の森田健作(75)がこのほど、岡山理科大学が4月に開校する「アジアオンライン大学」の学長に正式に任命された。このオンライン大学は、岡山理大と森田が、日本とアジア11カ国の人的交流を深めることを目的に準備を進めてきたもので、昨年8月に文科省が設置を認可した。

学長としての初仕事は4月3日に行われる岡山の同大での入学式。当日は、タイやベトナムのほか、カンボジア、中国、インドネシア、ミャンマーなどアジア11カ国からの留学生が入学する予定で、森田は祝辞を述べることになっている。

 森田は「まずはスタートすることが重要。日本国内で通信教育を行っている大学は多いが、国内では初めて募集の対象を海外まで拡大することで文科省から設置認可を受けた」と意欲を見せる。

 当初は開校に向けて、森田はタイを何度も訪問。バンコクの泰日工業大学(TNI)及び、パンピワット経営大学(PIM)や大使館とも協議を重ねてきた。その結果、タイだけでなく、アジア各国から問い合わせが殺到し、アジア11カ国にサテライト学習センターを設置しての開校となった。

森田によると、第一回の入学留学生はタイのみならず、中国やベトナム、カンボジア、ミャンマー、インドネシア、バングラデシュなどにも及ぶそうで「予想を上回る反響」と言う。その上で「アジアオンライン大学の誕生によって、学生は母国にいながら日本の高等教育を受けることが出来、日本の大学である岡山理科大の卒業資格を受けることが出来る」とした。

 5日、都内でFM NACK5「森田健作 青春もぎたて朝一番!」の収録を行った森田は、「今や日本は少子化が進む中で、労働力不足が問題になっている。確かに待遇面の問題はあるが、それでも日本で働きたいと思っている人は多いはず。そんな人のためにネットを通じて日本の大学で、日本の習慣や礼儀、さらにはビジネスのやり方も学んでもらえたらいいと思っていた。当然、日本の企業とも連携して優秀な人材を育てていければいい。僕は勉強を教えるのではなく、日本人が培ってきた経験やノウハウをタイ、さらにはアジア各国の若者に伝えていければいいと思っています。無理だ、無理だと批判して諦めてしまう前に、まずは行動することが重要」と力強く語った。

 岡山理大によると「国内での賛同企業も多く、既に卒業生の受け入れ先も増えている。そのためにも、まずはIT人材の育成を目指したい。卒業生は本校の情報理工学部の学位が得られます」と説明している。

 森田は「少子高齢化の流れが止まらない日本では、もはや外国人労働人材の確保が最優先となっている。だからと言って、ただ、あこがれで日本に来てもらっても困る。専門的な知識、日本の礼儀も身につけて、日本との架け橋になってもらえたらいいですね」と話している。

なお、今後はセネガルやイラン、ラオスなどにもサテライト学習センターを設置していく予定だと言う。

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