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女優の長澤まさみ(37)が5日、都内で行われた映画「ドールハウス」(矢口史靖監督、6月13日公開)の第45回ポルト国際映画祭凱旋報告会に登壇した。
本作は110分間ノンストップの“ドールミステリー”で、家族が人形に翻弄(ほんろう)されてゆくスリルと謎解きミステリーの面白さにあふれた物語。
第45回ポルト国際映画祭のグランプリ「Best Film Award」を受賞。長澤は同映画祭について、「以前、自分が出演している別の作品で賞をいただいた。親近感を持っていた映画祭でもあったので、一番良い賞をいただいて“あ〜うれしいな”と思いました。日本の皆さんにも楽しんでもらえるんじゃないかなという、自信がついた気がしました」と喜んだ。
脚本を読んだ際の心境については、「物語にどっぷりつかってしまいました。ストーリーの展開の速さというか、“この作品はどこまで行くんだ!?”と、私の胸をつかんでしまった。この物語がどんな展開を迎えるのか、ワクワク、ドキドキ、ゾクゾクしながら作品にのめり込みました」と返り返った。
監督が「バッチリ!」と絶賛した“叫び顔”については、「撮影時も監督に“今までしたことが無い恐怖を感じた顔をしてくれ”と言われて、“ん!?どういうことだ?”と思いながら、でも出来る限りの、自分の今までに見たことの無い顔を想像しながら(やりました)」と明かした。